2003年12月

タイ人風大晦日

バンコク都内にある主なカウントダウン会場は、①セントラルワールドプラザ前のラーチャダムリ通り一帯、②高架電車国立競技場駅(サナームギーラーヘングチャート駅)前にある旧国立競技場、③ヂャーオプラヤー川に架かるプララームペート橋(ラーマ8世)などがある。しかし、いずれも付近の交通が麻痺して今頃は大変なことになっているはず。

無題

ブワは昨晩から祖父の葬式で忙しくしている。彼女の家のしきたりでは喪中日数6日間のうち来客がない年末年始の4日間はカウントされないため、なんと10日間も連続して葬式を続ける必要があり、その間は不要不急の外出を避けなければならないという。

日本風カウンターバー

スクンウィット12街路の韓国店街「スクンウィットプラザ」3階にある日系バーでバイト先の仕事納めのパーティーがあった。入口の小さな扉を開けて中へ入ると、日本を思い起こさせる上品でこぢんまりとした空間があった。飲みたい銘柄のウイスキーを、グラス単位で注文できるのには感動した。

タイ式結婚式

あさ、トーングロー通りにある結婚式場「トンラックスタジオ」で催された友人の結婚式に参列した。新郎は日本人男性で、新婦は日本在住4年目のタイ人女性。結婚式場に到着してまず気付いたのは新婦側親族の中国系タイ人の多さだった。それでも中国式ではなくタイ式の結婚式を挙げることにしたのには、ちょっとした事情があるという。

無題

昨晩すこし飲み過ぎたせいか二日酔い気味だった。

タイ国内の経済格差

どこの国にも首都圏と地方都市のあいだにはそれなりの経済格差があると言われているけれど、タイにおける経済格差は日本の比ではない。その要因は、地域間における経済発展と教育の格差。もちろん地価にも明らかな差がある。

アユッタヤーの日本人街

プラナコーンスィーアユッタヤーはバンコクの北約75キロ(約1時間)の場所にある工業都市で、県内のバーングパイン工業団地、ハイテック工業団地、ローヂャナ工業団地には、日系企業が数多く進出している。今晩の目的地は、工場労働者が多く住んでいるアユッタヤー新市街にある日本人街だった。

旧友との突然の再会

気分転換のためにサヤームへ出かけた。大型複合施設「サヤームセンター」を徘徊していたところ、年末年始休暇でタイに一時帰国中のアメリカ留学時代に隣の家に住んでいたタイ人兄弟と語学学校の隣にあるアパートに住んでいたタイ人大学院生に遭遇した。

レポート地獄

この三日間ほど、パソコンに向かってキーボードを打ち続ける日々が続いている。パソコンがある寝室には大量の参考文献と配布プリントが散乱しており、時間が朝も夜もなく過ぎていった。途中、ラーチャプラソング交差点にある「セントラルワールドプラザ」にいたブワから電話があって誘われたけれど、これも断らざるを得なかった。

無題

毎週土曜日恒例のアルバイト三昧の一日。仕事後に安宿街「カーオサーン」にあるタイ料理店「トムヤングング」でバイト先の同僚たちと夕食をとった。この界隈特有の貧しい雰囲気がなく、なかなか良い気分転換になった。カーオサーン特有の貧しい雰囲気といえば、駐車場からカーオサーン通りへ出る途中にある薄暗くて細い通路に日本人が集まっている日系飲み屋の屋台があった。

中間試験レポート

今回は「近代東南アジアの植民地化・民主化・民族主義」の中間試験で、大問3題をA4用紙15枚で論じよというもの。課題は主に比較文化論の領域にあるもので、▽東南アジアが欧米的な近代国家を築けなかった理由▽旧イギリス植民地と旧フランス植民地におけるナショナリズムの違いについて問う内容だった。

世界で最も高い屋外レストラン

サートーン通りにある高級ホテル「バンヤントリー」61階にあるレストラン Vertigo Grill は、屋外型のレストランで、高層階にあるため風が強く常夏のバンコクにいながら自然の肌寒さ感じることができる。このホテルはまるで壁のように細いため、ぐるりと身体を一回転させるだけで言葉通り360度の風景を一望できる。