けさ未明までスィーロム通りにある珈琲屋でペーパーを書きながら時間をつぶし、午前4時半にタクシーに乗ってバンコク・ドーンムアング国際空港へ向かった。タイ留学以来はじめて正月を日本で過ごすことにした。
2004年12月
実践学校
実践学校とは、国立大学の教育学部に付属している教員養成のための演習校のことで、初等教育(小学校)から後期中等教育(高校)までの小中高一貫教育が行われており、大学の敷地内または大学と隣接している場所にあることが多い。それぞれの実践学校のあいだには学校対抗運動会などを通じて緩やかな交流があるという。
大津波後のバンコク市民
講義に出席してから、マーブンクローングセンターの1階にある美容室でストレートパーマをかけていたところ、美容師たちが今回の大津波について話し合っていた。美容師たちの話は、見たことも聞いたこともない「津波とは何か」ということから、行方不明になっている芸能人や知り合いの安否まで多岐にわたった。
タイ史上最大の地震
あさ、聞き慣れない異音とともに目を覚ました。寝ぼけてはいたが、異常な事態が起きていることだけはすぐに理解できた。コンドミニアムの17階にある僕の寝室が外から建設機械のようなもので攻撃されているとは考えにくい。バンコクで地震が発生したという話は前代未聞だが、この感覚は日本にいた頃に体験したことがある地震そのものだった。
タイ映画「ヂェオ」
タイは近年、新興工業国として急速な発展を遂げてきたため、国家機構における政治的・経済的な監督システムの整備が立ち遅れたままの状態になっていた。事態を憂慮したタイの首相は、利権によって甘い汁を吸ってきた政府高官たちの不正を暴き、国家の発展を促進させることを目的として密偵組織「ヂェオ」を結成した。
無題
正午、ボーローンマラーチャグンマリー館の7階で、東南アジア研究科とタイ研究科合同のクリスマスパーティーが催された。久しく会っていなかった修士論文執筆中のクラスメイトたちと再会し、それぞれの近況について報告し合いながら、タイ料理のビュッフェを楽しんだ。
タイの車検
アソークモントリー通り(スクンウィット21街路)にある友人が経営している会社から、僕の住まいがあるスクンウィット13街路の Sukhumvit Suite まで戻る途中に、スクンウィット15街路にある自動車整備工場に立ち寄った。
無題
夕方、アソークモントリー通りにある友人の会社へ行って無線 LAN の設定をしてから、スクンウィット22街路にある大衆居酒屋「栄ちゃん」で夕食をごちそうになり、友人の会社社長が出資して新たに設立する新会社の事業計画を吟味するために、スクンウィット33街路にある日本人向けのカラオケスナック「不死鳥」へ向かった。
無題
あさ、バンコクの電脳街「パンティッププラザ」にあるパソコンショップへ行って友人の会社社長から依頼されていた自作パソコンを4台注文してから、渋滞知らずのモーターサイ(バイクタクシー)に乗ってヂュラーロンゴーン大学へ向かった。およそ2.3kmの道のりで、料金は70バーツだった。
無題
ノンタブリー県タンヤブリーにある遊園地 Dream World へ友人の会社社長の妻子と遊びに行ってから、ヂュラーロンゴーン大学へ行って午後の講義に出席した。講師によると、きのう予定されていた補講には誰も出席しなかったという。罰として課題を与えられた。
タワーイサンカターン
午前9時、寺があるオーンヌット3街路の入口で黄色いバケツに入っている寄進物のセットを買って、僧の住居を兼ねている小さな建物に入ってお経を上げてもらった。狭い部屋のなかで正座をして、僧が唱えているお経を頑張って復唱していたが、中盤あたりから集中力が切れて放心状態になってしまった。
旧都トンブリーにおける水路交通
チャックプラ運河はヂャーオプラヤー川の旧本線で、スワンナキリー寺の対岸にあるバーングコークノーイ運河からパースィーヂャルーン運河経由でバーングコークヤイ運河までの全長約8kmを結んでおり、現在では用水路、水上交通路、観光資源などとして用いられている。
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