この作品は、著名なお笑い芸人たちを多数起用することで観客のウケを狙っているようだが、これまでに使い古されてきた古典的なギャグをテンコ盛りにしているだけで、まったく新鮮味が欠けていた。唯一、目を見張ったのは、山間の村落で中世のような生活を送ってきた3馬鹿トリオが、近代都市のバンコクに出てきてテンパりまくるというタイムスリップ的な設定ぐらいだった。
2008年1月
ラッチャダーに最近オープンした時代遅れのパブ
午前3時16分、ラッチャダーピセーク6街路にあるパブ「バーリー」の、ステージからもっとも離れている場所にある2階席で、友人が働いている勤務先を本日付で退職をする友人の同僚たち7人とハイボールを飲んだ。すぐ後ろにはタバコをふかしながら激しく踊っている部屋着姿の女性客5人組のグループがいて、僕の背中にガンガンぶつかってきていた。パッと見た感じでは20歳ぐらいのようだった。
割高なようで意外と安いサヤームスクウェアの美容室
午前10時半、サヤームスクウェアで出勤途中の友人から “48% OFF” と書かれている割引券を受け取って、美容室の Art Hair 2 へ向かった。タイは4月中旬のタイ正月に長期の連休があるため、国際的な暦であるグレゴリオ暦の年末年始は単なる2連休といった扱いで、タイの民間企業も1月2日から通常どおり営業している。この店では、午前11時までに店に入った客に対して15パーセントの割引をおこなっていることもあって、窓際の椅子では順番待ちをしているたくさんの老若男女たちが暇そうにしていた。
せめてタイよりもイケてる国へ (タイ人とのベトナム旅行4)
ベトナムの首都ハノイは、それなりに整備されているが、お世辞にも近代的な都市とは言えない。市場為替ベースの国民1人あたりの GDP で比較しても、日本(USD34,180)の約37分の1、タイ(USD3,137)の約3分の1と、あまり裕福ではない。ベトナムの大統領府は日本にある公立学校の旧規格の標準校舎そのものだし、ラオスと比べればそれでもかなりマシだが、近代的な建造物も市内には数えられるほどしかない。
まったり寝正月 (タイ人とのベトナム旅行3)
きょう1月1日は、タイ語では国際新年と呼ばれ、春節やタイ正月と区別されている。独自の正月を持っている東南アジア諸国ならどこでも同じことだが、ベトナムには国際新年用のニューイヤーソングが少ないせいか、ハノイ市内の店はどこもこの曲ばかりを繰り返し流しており、長時間コーヒー屋に籠もって聞いていると飽きてくる。
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