1日平均54語の新出単語はあまりにも多すぎる (初級1-復習1)

ヂュラーロンゴーン大学文学部が開講している外国人のための集中タイ語講座、インテンシブタイ・プログラム6日目のきょうは、シラバスによると復習の日とされている。そのため、新出単語はないと高をくくっていたところ、なんと予想に反して64語も出てきて驚いた。小テストのほうはまずまずの出来だったが、 khɔ̌ɔ hâi dəən thaaŋ dooi plɔ̀ɔt phai(コーハイドゥーンターングドーイプロートパイ:あなたの旅の安全を祈念しております)が正しく答えられず、悔しい思いをした。

きょうまでの6日間で登場した新出単語は324語にのぼる。放課後、新出単語のあまりの多さに何ともイヤな予感がして、インテンシブタイ・プログラムを中級まで受講した同じアパートに住んでいる日本人留学生の部屋を訪ねて、今後の授業について話を聞いてみたところ、4ヶ月後に予定されている中級1のクラスでは1日あたりの新出単語が現在のほぼ2倍にあたる100語~120語まで増加し、毎日の予習復習に8時間はかかると言われてとても憂鬱になった。正直、この講座を無事に修了できる自信は完全になくなった。学習時間を少しでも節約するために手作りの単語帳を拝借したところ、「ひからびたミイラ」なんて単語まであったし、いったい何がどうなっているんだ。

気分が海溝の底まで沈んだかのように重くなり、ペッブリー18街路にある住まい Venezia Residence 6階の自室に戻ってから、十分な復習もしないまま寝込んでしまった。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。