タイで冷凍スパゲティーを食べるために電子レンジを購入した

バンコクのスーパーマーケットは、惣菜や冷凍食品の品揃えが日本のように充実していないため、これまで食材を買い置いて部屋の冷凍冷蔵庫で保管する必要性はもちろん、それを温めるための電子レンジの必要性もまったく感じていなかった。

ところが、高架電車のサナームギーラーヘングチャート駅(国立競技場駅)前にある東急百貨店へ行って買い物をしていたところ、4階の食品売場で冷凍のスパゲティーを見つけて、衝動的に食べたくなった。そこで、まだ会計を済ませていない食材がたっぷり入っている買い物かごを持ったまま家電売場へ直行し、陳列されていた電子レンジのなかから一番安いものを選んで購入した。2,900バーツだった。これでようやく自分の部屋にも平均的な日本人としての家電が揃ったことになる。

ペッブリー18街路にある住まい Venezia Residence 6階の自室へ戻って、買ってきたばかりの電子レンジでさっそく冷凍のスパゲティーを解凍して食べてみたところ、味に違和感があり、食後に猛烈な頭痛に悩まされた。とりあえず、このスパゲティーの冷凍食品はダメだ。ほかに良さそうな冷凍食品を見つけてきて、一日も早く電子レンジを有効に活用できるようにしたい。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。