エーンのバレンタインデー12日間計画 (初級2-2)

ヂュラーロンゴーン大学文学部が開講している外国人のための集中タイ語講座、インテンシブタイ・プログラム27回目のきょうは、タイ文字の高子音字10個のほか、タイ語における条件文の作り方について学習した。

タイでは男女がプレゼントを交換する日とされているバレンタインデーがいよいよ明日に迫っている。エーンは月初から「バレンタインデー12日間計画」というものを宣言していて、おおむね2日に1回の頻度でちょっとしたプレゼントをくれている。

いくら物価水準が低いタイでも、すこし小洒落たプレゼントを買うとなると、むしろ先進国より高くつくため、バンコク都の最低賃金より若干マシぐらいの所得しかないエーンにとっては、かなりの経済的な負担となっているはずだ。

夕方、ペッブリー18街路にある住まい Venezia Residence 6階の自室へ戻ってきたところ、勉強机の上にハート形の紙が置いてあって、その上に小さな巻物のようになっている手紙が入っていた。巻物を開いて中を見てみると、「あなたが好きな10の理由」というものが箇条書きになっていた。この歳になるまで、こんなに手の込んでいるバレンタインデーのキャンペーンに遭遇したことはないので驚いている。

さらに、夜になってバラの苗木をプレゼントされた。この木が大きくなるまで一緒にいられればいいが、いずれは日本へ帰らないといけない。ピザを食べてから、同じアパートに住んでいる日本人留学生から借りているテレビドラマ「高校教師」の DVD を最終回まで見た。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。