ヂュラーロンゴーン大学文学部のカフェテリアで昼寝した (初級2-3)

ヂュラーロンゴーン大学文学部が開講している外国人のための集中タイ語講座、インテンシブタイ・プログラム28日目のきょうは、タイ語における意見の言い方がテーマだった。

ここ数日のあいだ、同じアパートに住んでいる日本人留学生から借りているテレビドラマ「高校教師」の DVD を連日深夜まで見ていたせいか、慢性的な睡眠不足に悩まされている。午後2時ごろから意識が途切れがちになり、授業が終った午後3時10分には教室から出て、すぐ目の前にあるカフェテリアへ直行した。

文学部ボーロムマラーチャグマーリー館の7階にあるオープンテラスは、一部が吹き抜けの構造となっている。屋外から心地のよい風が吹き込んできて、昼寝にはもってこいのスポットだ。しかし、テーブルが少し高く、椅子に座ったまま突っ伏して眠るのには不向きだ。そこで、プラスチックの椅子を3つ並べ、その上で横になって約2時間熟睡した。隣のテーブルで宿題をしていたクラスメイトによると、とても気持ちよさそうに眠っていたという。

午後5時すぎ、エレベータで7階から1階へ下りて校舎の外へ出たところ、ボーロムラーチャグマーリー館の1階にあるコンピュータ室でインターネットをしていた日本人のクラスメイトと遭遇した。自室でインターネットをすると、キーボードで文字を入力しているあいだも課金されてしまうため、日本語環境が整っているここでメールなどを確認したほうが経済的だと話していた。

その後、クラスメイトとワールドトレードセンターへ行く途中、日本人の男性観光客からタイのシルク製品が売っているジムトンプソンへの行き方について英語で訊ねられたので、きちんと日本語で教えてあげた。ワールドトレードセンターの向かいにあるスーパーの Big-C へ買い物に行くクラスメイトとはそこで別れ、ひとりで6階にあるいつもの日本料理屋「鎌倉山」へ行ってトンカツ定食を注文した。夕食をとってすっかり満足してしまい、うっかりバレンタインデーのプレゼントを買い忘れてしまった。当日になって準備をするのは気が進まないが仕方ない。

[table id=26 /]

ABOUTこの記事をかいた人

バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。