バンコク都内にある日本人向けの釣堀へ行ってみた (初級2-11)

ヂュラーロンゴーン大学文学部が開講している外国人のための集中タイ語講座、インテンシブタイ・プログラム38回目のきょうは、3日前に引き続き、タイ語における批判と皮肉の表現について学んだ。これまで発音記号しか書かれていなかった文法のテキストにタイ文字が併記されるようになり、文法事項だけではなくタイ文字のつづりも平行して学んでいるため、新出単語の数が少なくて助かっている。

夕方、帰国を目前に控えている同じアパートの日本人留学生たちと、エビ釣りをするために、ペッブリー通りの日本大使館の向かいにある釣り堀へ出かけた。ところが、釣れたのは最初の10分間でかかった1匹だけで、その後の2時間はいけすのなかにずっと釣り糸を垂らしながら、ただただハイネケンビールを飲み続けていた。料金は1時間につき150バーツだった。その後に注文した海鮮料理はとても美味しかったが、タイ料理として破格の360バーツもしたため、財布の中身がすっかり空っぽになってしまった。

日没後、釣り堀のちかくにあって、買春旅行者や現地の買春愛好家たちのあいだでコーヒーショップという名称で知られている知られているサヤームホテルへ出かけてみたが、週末とあって買春客も売春婦も少なかったため、スクンウィット15街路のルワムヂットプラザホテルの地階にある「トァーメー・コーヒーショップ」へ移動した。そこでは売春婦たちとは一言も言葉を交わさず、友人たちと大学院入試に必要となる英語検定について語り合った。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。