日本からの小包 ( EMS の場合)

タイの税制については留学前に東京のタイ大使館に問い合わせたことがあるけれど、日本から携帯情報端末「パーム」を送ってもらうと新品価格に対して100%の輸入関税がかかる。35,000円で買ったものを手に入れるために35,000円もの税金を払ったら70,000円になってしまう。海外事情に詳しい友人によると、Fedexなどのクーリエ便よりEMS(国際スピード郵便)のほうが輸入通関の手続が甘いという。タイ語講座のタイ語講師からは「新品だと課税される恐れがあるから一度開封してから送ってもらうようにした方が良い。もし税関に指摘されたら日本で使っていたものを送ってもらっただけと説明すればせいぜい数パーセントの関税で済むはず」と教えてもらった。

とりあえず日本の両親には「本体や充電器は箱やビニール袋から取り出してコード類もグチャグチャにしてからEMSで送ってほしい」と依頼しておいた。日本からタイへのEMSは通常2日あれば届くが、今回は週末を挟むため5日後の到着になる見込み。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。