早朝、シャワーを浴びていたときに、未明からアルバイトに出ているエーンから電話があった。
「ねえ、きょうの仕事は Siam Discovery Center 前なんだって!またとない機会だからゼッタイ見に来て!あさ10時までだからね!!」
Siam Discovery Center は、ペッブリー18街路にあるアパート Venezia Residence からヂュラーロンゴーン大学文学部までの道のり1.9kmの中間地点にある。パヤータイ通りとプララームヌング通り(ラマ1世通り)が交わるパトゥムワン交差点までバイクタクシーで行ってみると、緑色の謎の衣装を着ている7人組が信号待ちをしている車列の最前列でボタンプラスという飴菓子の宣伝をしていた。このバイトの日給は400バーツで、数ヶ月前までバイトしていた酸素吸引屋の約2倍にあたる。
夕方、タイのベストセラー หนังสือโป๊(エロ本)を日本語訳した白石昇さんたちとラーングナーム通りのタイカラオケ屋で飲み、その後、ペッブリータットマイ通りにあるホテル Amari Atrium でアメリカ人の友人と午前2時まで飲み続けた。今晩はエーンも珍しくずっと一緒にいた。