素菜祭 ギンヂェー

授業終了後、ペッブリー18街路で「齋」という中国語が書いてある黄色い三角旗を立てている屋台を見つけた。その横にはタイ語で เทศกาล กินแจ(テーサガーンギンヂェー)と書かれている。日本語では素菜祭と訳されるらしい。

屋台料理にはまったく縁がないためこれまで気にとめたこともなかったけれど、この時期、中国系タイ人は肉食を絶って菜食料理だけを食べるそうだ。昨晩、マーブンクローングセンター6階にあるクーポン食堂で巨大な黄色の垂れ幕がたくさんあるのに驚いた。

今年のギンヂェーは10月8日から15日までの1週間。報道によると、ブローカーによる買い占めと洪水による不作が原因で、野菜の値段が高騰しているという。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。