路上靴修理屋

授業終了後、いつもならトリアムウドムスックサー中等学校前から路線バスのうち 29, 34, 36, 50, 163, 170, 172, 177, 502, 529 のいずれかに乗ってパヤータイ通りをまっすぐ北上し、高架電車ラーチャテーウィー駅前で降りて3分ほど歩くとペッブリー18街路にあるアパートに着く。

しかし、きょうはトリアムウドムスックサー中等学校前から間違って冷房バス93復路(四大候発銅メダル選手村行)に乗ってしまったため、パトゥムワン交差点で左折してプララーム1通り(ラマ1世通り)へ入り、バンタットーング通りを右折してペッブリー通りを右折。どんどんペッブリー18街路から遠ざかって行ったので、やむなくペッブリー13街路向かいのバス停でバスを降りた。

せっかく遠回りしたので、これまで気になっていたペッブリー13街路の入口にある路上靴修理屋へ行ってみることにした。半年以上も手入れを怠っていたため、革靴が乞食のように汚れていてかかとも擦り切れている。

靴修理屋の仕事はとてもお粗末だった。修理の跡がまるでアップリケのようになってしまって貧乏臭さに磨きがかかった。かかとの高さも調整されていないから歩きにくくてかなわない。ヘラで容器から靴墨を取り出して、それをタワシのようなもので伸ばして終わり。金属部分にも靴墨が付着している。

おかげで革靴が靴墨まみれになってしまった! 今後はしっかりとした店で靴を修理してもらおう。

ABOUTこの記事をかいた人

バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。