合法的路上駐車1 (LA留学生日記より)

アメリカ合衆国は石油資本が支配していると言われているだけあって、クルマを走らせて効率よく石油を消費できるようにインフラが整備されている。

生活道路以外の幹線道路はどこも広く、ほとんどが片側3車線で狭い場所でも必ず2車線はある。渋滞も短時間のうちに解決される。歩いて渡るには広すぎるけど、都市全体がクルマで移動するのを前提に設計されているため、クルマ以外の移動手段のことなど端から考慮されていない。

もちろんクルマを所有する市民の利便性についても十分に考慮されている。シェアハウスがある北ストーンマン通りは中央線のない生活道路だけど日本規格の車線なら4車線は引けるほど広く、路肩にクルマを駐めるスペースも十分にある。端から路肩に駐車できるよう設計されているそうで、”NO PARKING WITHOUT PARMIT 2 A.M. TO 6 A.M.”(午前2時から午前6時までは許可車以外の駐車を禁ずる)と書かれている道路標識は「住民の方は警察署の許可を得てから路上に駐車してください」とも読める。

まだ警察署まで出向いて駐車許可を取る時間がないので、同居人で語学学校タイ人アドバイザーのイットに警察署に電話してもらって臨時の路上駐車許可を取ってもらった。

きょうは一昨日買ったクルマの不具合(保証期間中のため無料)を修理しに行くついでにクラスメイトの中古車探しを手伝う予定だったけれど、台湾人留学生の銀行口座開設手続に付き合っていたら中古車屋の修理技師が帰宅してしまった。

ABOUTこの記事をかいた人

バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。