外国人のクレジットカード

どんな時も安心なキャッシュレス決済。

日々の生活費については、日本のクレジットカードを使うと為替レートの条件が悪く資金が目減りしてしまうため、日本から持ってきた日本円の現金をタイの銀行で両替してそのまま預けている。だからクレジットカードの支払いもタイの銀行口座から自動引落されるようにしたい。

ブワの父親がガシゴーン銀行のクレジットカード事業部で働いていると聞いて、外国人がタイでクレジットカードを入手する方法について聞いてもらうことにした。

ブワによると、外国人がクレジットカードを申請する場合、①労働許可証(ワーキングパーミット)と②有効期限1年間の就労ビザ(ノンイミグラントBビザ)の両方が必要になるという。ところが労働許可証はまだ申請中で認可が下りていないしし、いま持っている就労ビザの期限も3ヶ月間しかない。

それでもキャッシュレスで決済する方法はあって、日本の「デビットカード」に相当する「エレクトロンカード」を使えば口座引落と同時に決済することができる。ヂュラーロンゴーン大学の学生証にはタイ商業銀行のキャッシュカード機能しか付いていないけれど、ほかの大学の学生証にはほとんどエレクトロン機能もついている。

きょうはマヒドン大学サーラーヤー校舎までブワを迎えに行ってから、セントラルワールドプラザ6階にある日本料理店「鎌倉山」で昼食をとり、昼食のあまりの不味さを嘆きながら部屋に戻ってテレビを見てから、ブワをピングラーオにある実家まで送り届けた。

たぶん鎌倉山へはもう二度と行かない。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。