タイ語日記中断

この4日ほどタイ語の復習を兼ねて続けてきたけれど中断することにした。

きのうまでのバンコク留学生日記タイ語版は、あらかじめ日本語で用意していた原稿を無理矢理タイ語に翻訳していた。しかしタイ語と日本語の論説文では書き方がぜんぜん違うため、かたちだけの体裁を整えても、ネイティブのタイ人が読んだら違和感が残る文章になる。しかも今回は対訳形式をとったため、文章の構造そのものを変えることができず、翻訳以上に「ちょうどいい按配でタイ語を最適化する」作業に時間を費やす結果になった。

致命的な文法ミスや綴り間違いは極力防いだつもりだけど、文体に芸術性がなく、タイ人に胸を張って見せられるような出来にはならなかった。今一度タイの文学作品を読み返してから、機会を見て再開させようと思う。

今日はバイトに遅刻した。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。