はじめての英語プレゼンテーション 前編

はじめての試練まで、あと3日。

木曜日午後の講座「近代東南アジアの植民地主義・民族主義・近代化」で、東南アジア圏内の任意の国における国民意識の特徴についてプレゼンテーションをするという課題が与えられた。そこでけさ、東南アジア研究科研究室へ行って、カンボジア人のクラスメイトとカンボジアをテーマとしたプレゼンテーションの準備に取りかかった。

ここのところプレゼンテーション作成支援ソフトウェアの Microsoft Powerpoint が流行しているけれど、このソフトを使ったことがなかったため、ビジュアル的にイケてる資料を用意するために手探りの状態のまま試行錯誤を繰り返した。

いざ使ってみると意外にも簡単だった。ワープロソフトに少し毛が生えた程度で、しかも自由度が非常に高く、プレゼンテーションを華やかに見せるためのツールとして強力な威力を発揮しそうだ。数時間にわたる努力の末、10分間のNHKのドキュメンタリー番組のような映像資料を完成させた。

正午過ぎに研究室から出て、クルマを運転してマヒドン大学のサーラーヤー校舎へ行き、ブワのクラスメイトたちと大学向かいにある食堂で昼食をとった。ブワの第2外国語は中国語だけど、クラスメイトたちは日本語を選択しているという。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。