言語習得の成果は自分の意思を相手に伝えようとするときにもっとも強く発現する。伝えようとしている意思が強ければ、それだけ言葉へのこだわりも強くなる。休み時間に語学学校の外でたばこを吸ってから戻ろうとしたころ、教室の前で台湾人のクラスメイトに呼び止められた。この女子学生によると、クラスに大嫌いな男子学生がいるという。
2003年
メソジスト教会 (LA留学生日記より)
メソジスト系教会の在米日本人団体が主催するバレーボール大会に参加するために、クラスメイト5人で語学学校に集合してから会場の公立高校を目指したけれど州間高速道路10号線を降りてから道に迷ったため到着が閉会直前になってしまった。それでも高校卒業以来ひさしぶりにバレーボールを楽しむことができた。
サンディエゴ (LA留学生日記より)
ロサンゼルス郡アルハンブラ市にあるシェアハウスを午後5時に出発して州間高速道路10号線と5号線を走ってサンディエゴのダウンタウンには午後7時に到着した。片道122マイルと表示されていたから122キロメートルとさほど変わらない感覚でいたけれど、1マイル=1.6キロメートルだから片道195kmで往復なら390kmの計算になる。
タイロックカフェ「グルンテープ」 (LA留学生日記より)
中規模の飲食店ぐらいのスペースしかないけれどテーブルや椅子が所狭しと配置されていて、曜日を問わず常にタイ人客で満席な状態が続いている。生演奏される楽曲はすべてタイポップスで、タイ人客たちのノリについては凄まじいという以外の表現が見つからない。
TOEFL初受験 (LA留学生日記より)
きょう初めて TOEFL の本試験を受験した。文法と読解問題ぐらいなら難なくこなせると思っていたけれど、ヒアリングの酷さといったら目を覆わんばかりのヒドい有様だった。寝起きだったため英語が何も聞き取れず「好きな数字に●をつける」という作業に終始した。
無題 (LA留学生日記より)
授業終了後に台湾人のクラスメイトと英語であしたからの休暇について話していたところ、3分経っても話がまったくかみ合わないので「きょうって今学期の最終日だよね?」と聞いてみたら再来週だと言っていた。シェアハウスにいる別のクラスの学生や語学学校のタイ人アドバイザーに再度確認してみてもやはり来週からだという。
サンタモニカ (LA留学生日記より)
サンタモニカ海岸沿いの道路から丘へ登るとオシャレなショッピング街があった。サンタモニカ市第三道路はクルマが進入できない作りになっていて、道路脇にはさまざまなブティックが軒を連ねている。ロサンゼルスで着るのにちょうど良いカジュアルな服がいっぱいあった。店舗は午後9時まで営業している。
合法的路上駐車2 (LA留学生日記より)
北ストーンマン通り東側の歩道には “TOWAWAY. NO PARKING THIS SIDE TUESDAY 8 AM – 11;30 AM. STREET SWEEPING”、西側の歩道には “TOWAWAY. NO PARKING THIS SIDE TUESDAY 2 PM – 5 PM. STREET SWEEPING”という道路標識が立っている。
合法的路上駐車1 (LA留学生日記より)
シェアハウスがある北ストーンマン通りは中央線のない生活道路だけど日本規格の車線なら4車線は引けるほど広く、路肩にクルマを駐めるスペースも十分にある。”NO PARKING WITHOUT PARMIT 2 A.M. TO 6 A.M.” と書かれている道路標識は「住民の方は最寄りの警察署の許可を得てから路上に駐車してください」とも読める。
ドライブ (LA留学生日記より)
近所にある主要な道路をひととおり走ってから、語学学校に面しているハンティングトン・ドライブを内陸部へ向かった。20分ほど走り続けたところで小さな山々が現れた。ロサンゼルス郡はすぐ後背に山地があり、その深い山岳地帯の先にはカジノ都市ラスベガスがある。
ついに中古車購入 (LA留学生日記より)
クルマがなくても生活することはできる。だけど、日本人的にはあり得ないほどマイペースなポーのスケジュールに合わせる必要があるため、自分のスケジュールが立てられないばかりかポーに対する立場が日々従属的になっていくのは辛すぎる。こんなことならアメリカ到着と同時に中古車屋へ直行しておけば良かった。
カリフォルニア州立工科大学卒業式 (LA留学生日記より)
卒業生たちは黒ずくめのローブに四角帽という出で立ちで、中世イングランドの貴族の紋章のような学部旗を掲げて入場してきた。赤いマントを羽織っている学長による威厳ある言葉のあとに、各学部長によるウィットに富んだ演説が続いた。
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