タイ人は、日本では発展途上国の売春婦輸出国の国民として見下されることもあるけれど、ここアメリカではまったく違う。毎日のようにポーの外食に付き合っているけれど食費だけで1日に30ドルは使っており、実際に日々の行動をともにできる日本人はほとんどいないと思う。この習慣はどちらかの経済力が限界点に達するまで続きそうだ。
2003年
中古車屋 (LA留学生日記より)
友人によると、世界的には日本のように中古車が安いほうが珍しいという。アメリカには「10年で廃車」とか「10万キロで廃車」などの不可解なルールがなく中古車市場に出回るクルマの台数も少ないため、中古車市場における売買価格が必然的に高くなる。
カリフォルニア州喫煙所法 (LA留学生日記より)
アメリカ3日目の先月27日に語学学校の1階部分にある駐車場でタバコを吸っていたところ、駐車場警備員から「タバコは道路に出て吸え!」と指示された。この喫煙所法では「すべての屋根がある空間内での喫煙を禁じる」と定められているらしい。伏流煙が停滞する心配のない吹き抜けの半屋内駐車場でもタバコを吸うことはできない。
語学留学生の義務 (LA留学生日記より)
米国外務省が発行している普通留学ビザ F-1 には全日制の講座を受講することが義務づけられているという。内務省移民局の査察では出席日数以外にも出席時間数まで検査されるため、基準を満たさない学生(出席時間数が週18時間未満, 出席率が80%未満)は留学生としての資格を剥奪される。
家具類購入 (LA留学生日記より)
アメリカでの住居が確定したことで、ようやく必要な物のリストが作れるようになった。この部屋で再利用できるものは戸棚とマットレス部分ぐらいで、掛け布団はおろか室内灯すらない。そこで同居人のポーに頼んでバーバンクにある大型家具チェーン店 IKEA へ行って家具の買い出しに付き合ってもらった。
滞在先決定! 車は必要か? (LA留学生日記より)
アメリカ到着初日から滞在しているロサンゼルス郡アルハンブラ市にあるタイ人シェアハウスに空きができたので入居することにした。このシェアハウスがある北ストーンマン通りは自然と調和するように整備されており、夜になると地中から散水機が出てきて部屋にいてもその散水音が聞こえる。
初めての TOEFL 模擬試験 (LA留学生日記より)
ここ2週間続けている英語シャワーのおかげでヒアリング能力、TOEFL 攻略法のおかげで文法正誤問題の得点力がそれぞれ飛躍的に向上している。長文問題は CU-TEP より格段に難しかったため得点を若干減らしているけれど、問題の難易度差を考えれば初回の模擬試験としてはまずまずの成績だ。
アジアンデー (LA留学生日記より)
近隣の都市パサデナにある Q’s というクラブだった。なんでも今日はアジアンデーということで周辺に住むのアジア人が集結しているという。場内にけたたましく流れているラップミュージックをガン無視して、クラブの客たちが何語を話しているのか耳を攲ててみたところほとんどが中国語だった。
TOEFL 攻略法 (LA留学生日記より)
「ゼッタイに全文は読むな。まずは本文を無視して語彙問題を解け。つぎに指示語の問題を解いて、本文の各段落にある最初の1文ずつと最終段落にある末尾の1文だけに目を通せ。読解問題に答えるのはそれからでいい!」というもの。つまり、論理を補強するため本文中にある説明はすべて無視して良いらしい。
無題 (LA留学生日記より)
きょうは午後10時からの3時間を勉強のために確保できた。やはり授業をこのペースでガンガン受けていると、家庭学習が3時間しかないのは予習と復習と英単語暗記のための時間としては短すぎるような気がする。なんとしてでも周囲からの干渉を受けず自由に勉強時間を設定するための方法を模索しなければならない。
アルハンブラゴルフ場 (LA留学生日記より)
同居人のポーやその友人たちに「ゴルフ場へ行こう」と誘われた。てっきりゴルフ練習場へ行くものと思って付いていったところ、友人たちはゴルフ場で1ラウンドまわる手続を始めた現在の外為レートだとアメリカの物価は日本より高いはずだから心配になって聞いてみたら、なんと「8ドルだよ」という返事が返ってきた。
韓国人街 (LA留学生日記より)
アメリカに長いこと住んでいる韓国人でも英語がまったく話せない人は山のようにいるという。ロサンゼルスには大規模な韓国人街がいくつもあるから、韓国人は英語が使えなくても生活に不自由しない、とポーも話していた。僕よりも英語が使えないのはさぞかし不便だろうけど、案外慣れてしまえば気にならないのかもしれない。
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