集中タイ語講座の試験はおおむね6週間に1回の頻度であり不合格になった学生はコースから追い出される。今回はそのテストの9回目だった。小説の読解、テレビショッピングのリスニング、ダム建設や経済学に関するコラムの読解と意見論述などの問題が出題された。
2003年
ある日本語専攻学生の苦悩
タイの女子学生たちはバンコク在住日本人による強引なアプローチに日々悩まされているという。まっとうな生活をしている女子学生たちに対して、バンコク在住の一部の日本人男性たちは売春婦に1,500バーツを払うかのような感覚で傍若無人なアプローチを仕掛けている。
最終課題
「グローバル化による社会的・経済的な影響について、グルングテープトゥラギット紙(経済紙)の文体で日本を例にその対策を論じなさい」これがヂュラーロンゴーン大学文学部主催の集中タイ語講座の最終課題だった。不合格になると修了認定を受けることができない。
タイ語学習 最終週
2002年1月2日から2003年1月10日までの374日間(休日を含む)の日程で、ヂュラーロンゴーン大学文学部主催の集中タイ語講座でタイ語を習得という計画は、いよいよ今週末に計画どおり無事完了する運びとなった。修了後は英語を再勉強するために最長1年の期限付きでアメリカへ行こうと思っている。
家賃携帯料金支払不能
家計が破綻した。バンコク銀行にある普通預金口座の残高が694バーツ(約2,400円)しかない。いくら物価が安い発展途上国の首都バンコクでも、さすがにこれっぽっちのカネでは健康で文化的な最低限度の生活を送ることすらできない。
そして今日もタニヤ
この年末年始で3度目のタニヤ・カラオケスナックの夜。自分では居酒屋の常連入りをしたようなものとしか思っていないけれど、それでも不良留学生になってしまったかのような後ろめたさを感じている。もちろん店内の娼婦たちとイチャついてもいない。
王族に対する演説の草稿
「あっはっは、これはちょっと大げさすぎるんじゃない? あなた達はもう大人なんだし、しかも外国人なんだから、タイ人の高校生みたいにへりくだることないわ。 『ひれ伏してご挨拶申し上げます』はあまりにもオーバーよ。それに授業料として225,000バーツも払ってきたんだから、ご恩もクソもあったもんじゃないわよ」
ヂュラー大生に対する反感
エーンはタイの最高学府ヂュラーロンゴーン大学を明らかに敵視している。どの大学にも入れる学力があったのに、この大学の校風を嫌ってライバル関係にあるタンマサート大学で一番難易度が高いマスコミ学部を選んだという。
タイの正月休み
12月上旬になると Merry Cristmas and Happy New Year と書かれた飾り付けがバンコク都内のいたる所でみられるようになって、街中がお祭りムード一色になる。この分離不可能なフレーズに表されているように日本のような情緒ある正月をバンコクで迎えるのは難しい。
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