2004年5月

無題

昼過ぎに日本料理店「日本亭」へ行って白く輝く日本米を食べ、その足で日記を書きにサヤームにあるStarbucks Coffeeへと向かった。が、二日酔いによる強烈な頭痛に耐えかねて、サヤームセンターの立体駐車場で2時間も寝てしまった。

イギリス英語は聞き取りにくい

イギリス人クラスメイトの英語が聞き取りにくいとアメリカ人クラスメイトに打ち明けたところ、「わたしもイギリス英語のリスニングについては7割未満。理解は5割にも満たないんじゃないかしら。聞き取れてないのは君だけじゃない。心配しなくて大丈夫」と励まされた。

無題

先々月の3月30日以来、ひとりで静かに過ごす日が1日もがなかったため精神的に少し疲れている。そこで、きょうは気が済むまで自室に引きこもってプライベートな時間を堪能した。

部屋の大掃除

およそ2週間ぶりに自室に戻ってみると、南側の寝室が大変なことになっていた。窓の近くで200匹以上のハエが力尽きている。帰宅後の2日間で、それらのうち10匹ぐらいを誤って素足で踏みつけてしまい、室内の衛生環境は悪化の一途をたどっている。

無題

カンボジアのマズ料理に2週間も耐えてきたから、もしかしたらFujiの激マズ似非日本料理も食べられるかもしれないという淡い期待があったけれど、数年前に比べて多少は改善されているものの依然としてひどいままだった。本物の日本料理との間にはかなりの隔たりがある。近々、日本料理屋「日本亭」へ行って本物の日本料理を堪能してみたい。

親と会うこと

「最近、夜遅くまで外出していても、以前は頻繁にあった親からの電話がなくなったよ。わたしの親が日本でケイイチに会ったからかもね」タイ人は子供に対して異常なまでに過保護だ。もしかしたら、僕に危険な――たとえば麻薬などの――雰囲気がないことに安心したのかもしれない。

「世の中が平等だなんていうのは妄想にすぎない」

このクラスメイトは裕福な家庭で育ち、大学2年の頃から父親に買ってもらったベンツで通学しているという。それだけに、自分が抱えている経済的困難を正当化するための自己完結型の屁理屈に陥ることなく、何の躊躇もなく思いっきり強者の論理を振りかざしている。基本的には僕もこのクラスメイトの主張に賛成しているが、それでも念のために一応忠告しておいた。