タイ大学めぐり その6

午前9時、ヂュラーロンゴーン大学文学部の4号館前でフランス語専攻のオームと待ち合わせてから、東南アジア研究科の研究室に寄ってタームペーパー(学期末小論文)を提出し、その足でヂュラーロンゴーン大学の中央学生生協「サーラープラギアオ」へ向かった。

サーラープラギアオで商品を購入するときには必ず会員番号を聞かれるが、僕もオームも学生生協には加入していない。オームによると、入学時になんとなく加入してしまう学生も多いが、どうせ生協で物を買う機会なんてほとんどないし、加入者特価もそれほど安くないという理由から、4年生にもなるとみんな抜けてしてしまうらしい。

サーラープラギアオには、大型の書店をはじめ ATM や郵便局などがあって、学位服、大学記念グッズ、文具、食品等も扱っている。

その後、スィーロム2街路にある珈琲屋 Coffee Society へ行ってインターネット上にある文献データベースを検索した。

あすからヂュラーロンゴーン大学の各学部は約1ヶ月間の長期休みに入る。しかし、「 ASEAN 地域論」(約50枚)の提出期限が来月7日までに延長された関係で、僕がこのペーパー地獄から開放されるのも1週間後に延期となった。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。