2004年11月

娼婦の評価に例外はあるか その2

雑居ビル The Duchness Plaza の6階でエレベーターから降りると、フロアの入口付近の照明が明るくなって、そこにホステスたちが整列した。さっそく、おととい「ラオス語しゃべれる人ぉ~~」と声をかけたときに手を上げたのと同じホステスを指名して、酒がまわる前に例の件の追求に取りかかった。

タイ人女性にとっての恋愛とその戦術について

タイでは、女性から告白することは破廉恥で屈辱的な行為であると考えられている。そのような事情もあって、西洋の文化であるバレンタインデーは、男性が女性に花をプレゼントする日となっている。タイ人の女性は、男性から愛を与えられることを願っているため、自発的に恋愛を成就させることについては日本人女性ほどこだわっていない。

娼婦の評価に例外はあるか その1

夜、日本人の友人の紹介で、トーングロー通りにある日本人向けのカラオケスナック「鳳凰」へ出かけた。タニヤ通りにある日本人向けのカラオケスナックのほとんどが教養のない娼婦を武器に低価格戦略をとっているなか、この店は現役大学生や OL などを集めることで差別化を図っている。

無題

特に何も変わったことがない一日。タニヤ通りにあるカレー屋「辛右衛門」で昼食をとってから、モーターサイ(バイクタクシー)に乗ってヂュラーロンゴーン大学へ行って、東南アジア舞台演劇論の講義に出席した。

乾期恒例のビアガーデン

夜、珈琲屋で友人と待ち合わせてから、Central World Praza 前のビアガーデンへ飲みに出かけた。ハイネケンの生ビールが3リットルも入っているタワー型のピッチャー(450バーツ)と、鶏の軟骨やつみれ団子(それぞれ60~100バーツ)を注文した。

バンコク舞台演劇祭

きょうから21日までの毎週末、プラアーティット通り周辺にある公園、文化施設、飲食店などで、 「芸術はココロを満たす」をスローガンに掲げて「バンコク舞台演劇祭2547」が催される。夜、このイベントの中央舞台があるサンティチャイプラーガーン公園へ、東南アジア映画演劇論を履修しているクラスメイトたちと見物に行った。

タイ人娼婦の日本輸出エージェント

スクンウィット22街路にあるビジネスホテルでコーディネーターとして働いている友人は、マハーナコーン工科大学に在学していた当時に同棲をしていた日本人のエージェントについて、このように振り返った。タイ人の娼婦と偽装結婚をして日本へ送り出すビジネスについては前々から噂には聞いていたが、こんな身近に関係者がいたとも驚いた。

タイで盗難の被害に遭ったときの対処方法

友人が盗難の被害に遭ったのは、ブランド物のハンドバッグと、その中に入っていた携帯電話、クルマの鍵、財布、現金約4,500バーツ、国民IDカード、運転免許証、社員証、クレジットカード3枚、キャッシュカード1枚だった。窃盗犯は、その中から足がつきにくい携帯電話と現金だけを抜き取って、それ以外の物は捨ててしまうことが多いという。

季節はずれの大雨

まるで滝のような雨のなか、タクシーはヂュラーロンゴーン大学文学部の4号館前に到着した。メーターには55バーツと表示されている。タクシーが進入できる大学構内の道路から4号館の入口までの距離はおおむね25メートル程度だから、全力を出せば10秒もあれば十分たどり着ける。ここは意を決して強行突破するしかない。

タイにおける死亡保険金の不払い

適当に空いている椅子を見つけて腰を下ろし、カウンター越しの娼婦にビールを注文すると、暇そうにしていた別の娼婦が隣の席に来て話しかけてきた。今晩、姉が急用のためタイ東北部のローイエット県にある実家へ帰郷するという。詳しく話を聞いてみると、この娼婦の一家が抱えている問題が徐々に明るみになっていった。

タイ式便所の使い方が分からない

ヂュラーロンゴーン大学の構内でウンコをするのは、この大学に初めて足を踏み入れた3年前から、常に一大決心を要する大事業であり続けている。便座が汚いのには目を瞑るとしても、トイレットペーパーが常備されていないのは本当に困る。

無題

きょうは興味深いアメリカのテレビドラマを見た。脚本家は「社会を風刺しているだけで問題を提起しているわけではない」と話しているが、社会学者や精神科医などが多数登場する物語で、視聴者に自分の価値観を再点検するように促す内容だった。