2005年1月

タイの自動車保険

「自賠責保険(ポーローボー)だけって絶対にヤバいって。任意保険にも入っておかないと、事故を起こしたときの示談から車両輸送の手配まで、ぜんぶ自分でやらなくちゃいけなくなるのよ。ほら、周りの風景をよく見てごらんなさい。こんなところで事故が起きたらどうするのよ? 悪いこと言わないから、いますぐ任意保険に入っておきなさい」

カーエアコンの修理

あさ、グルングテープ・ノンタブリー通りにある自動車整備工場へ友人と行って、カーエアコンの修理を依頼した。自動車整備工によると、車体を製造してから10年が経過しているため部品が寿命を迎えており、補修用の交換部品を取り寄せるのに半日かかるという。

地下鉄事故

夕方、帰宅ラッシュの渋滞を避けるために大幅に迂回して、バンコクの北部からバンコク環状線を経由して、プララームサーム通り(ラーマ3世通り)へ向かっていた。そこで、友人が道を尋ねようと先輩に電話をかけたところ、とんでもないニュースが飛び込んできた。

地下鉄駅併設の駐車場と運賃の値下げ

タイ史上初の地下鉄チャルームラッチャモンコン線は、開業当初「全路線10バーツ」という破格の安さで話題を呼んだが、その後、郊外の住宅街から都心のオフィス街までの運賃を高卒労働者の時給の約1.5倍に相当する31バーツまで値上げしたことで乗客数が激減した。

奇妙に肌寒い夜

半袖のTシャツ1枚の格好で少しでも肌寒く感じると、タイ人の女性はすぐに「寒い」と騒ぎ立てては上着を羽織り、マフラーを首に巻くなど、ものすごく大げさな行動に出る。そんな過剰反応に、留学初期の頃からウンザリしていたが、さすがに今晩の寒さは尋常ではなかった。バンコク午前3時半時点の気温は18度。

ワールドカーニバルバンコク

11月24日、ノンタブリー県ムアングトーングターニーに巨大な遊園地「ワールドカーニバル・バンコク」が現れた。企画会社「マッチングエンターテインメント」と観光スポーツ省が共同で、イギリスのテーマパーク運営会社「ユーケーファンフェアー」の施設を2月14日までの期限付きで招致したもの。

美白を保つための努力

白い肌は美しさの必須条件。タイでは、肌の色が白いだけで容姿端麗な色黒の女性を完全に圧倒することができるため、タイ人の女性は美白を保つことに異常ともいえる執着がある。逆に、肌の色が黒いことは、タイでは日本でいうデブと同じぐらい醜いと考えられている。

無題

ラーチャパット高等教育機関スワンドゥスィット校の経営学部では、卒業の要件として民間企業での実習を学生たちに義務づけている。早朝、インターマラ通りにあるインターン先の IT 企業まで友人を送り届けた。その後、別の友人の会社で翻訳の手伝いをしてから、スィーロム通りにある珈琲屋 Bug and Bee へ行ってさらに別の友人とペーパーを書いた。

日本の文化はタイの社会秩序を壊乱している

「マンガに代表される日本発のサブカルチャーが世界的に拡散していくなかで、タイの文化はその悪い影響をモロに被ることになった。タイにおける社会問題の元凶は、すべて日本の腐りきった文化にある」。大型スーパー Big-C ウォングサワーング店にある仮設のビアガーデンで、国立大学の制服を着ている友人は本文化の低劣さを徹底的に糾弾した。

無題

つい数ヶ月前までは好奇の対象ですらあった日本人向けのカラオケスナックだが、会社社長の友人に何度も連れて行ってもらっているうちに、興味が完全に失せてしまった。店にもよるが、自分の隣に仕事として座っているホステスの8割以上は子持ちだし、なぜ自分がそんな相手と酒を酌み交わす必要があるのかも理解できない。

無題

夕方、スクンウィット22街路にあるトンカツ屋「べっく」へ行って友人と夕食をとり、午前5時までスィーロム通りにある珈琲屋 Bug and Bee でペーパーを書き続けた。