地獄の日々にも彩りを

きょうは、スクンウィット13街路にある住まい Sukhumvit Suite 17階の自室に朝から籠もって、一日中ペーパーを書いていた。前学期のこの時期は平凡な毎日にならないようにいろいろと工夫をしていたけれど、このままだと今学期末はペーパー書き一色の日々になってしまいそうだ。それでも、たとえどんなにペーパー作業に忙殺されていようとも、やはり彩りのある日々を送りたい。そこで、午後11時にはパソコンの電源を切って友人に電話をかけた。

午後11時半、ペッブリータットマイ通り(ニューペッブリー通り)にあるアマリアトリウムホテルのパブ Mingles へ友人と出かけてハッピーアワーの半額カクテルを楽しんだ。アメリカのテレビドラマに出てくるようなオシャレなカクテルラウンジで、奇妙なかたちをしたカクテルグラスを片手に友人と日々の生活について語り合った。こんな幸せな日々が永遠に続くはずもないと思い、留学が終わるまでの一日一日を大切に過ごさなければいけないと気を引き締めた。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。