ナット信仰の聖地「ポッパ山」

いつもと変わらないヂェーディーめぐりが続いている。おのおののヂェーディーにはそれぞれ異なる名前がつけられていて立地もまるで違うのだが、そんな些細なことなんかもうどうでも良くなった。朝食後にヂェーディーを見に行き、お楽しみの昼食をとってからまた別のヂェーディーを見に行くというルーチンワークのような日々を送っている。クラスメイトたちもタイに戻れる日を心待ちにしているようで、毎日、午前零時までのカクテルタイムを唯一の楽しみにしている。

きょうの見どころはパガン近郊にあるナット信仰の聖地とされているポッパ山で、標高は1518m。西部劇に出てくるような台形の岩山で、その頂上にはやっぱりヂェーディーがある。600段もの石段を裸足で登り、周囲の山々を眺めてから山を下りた。麓にある高級ホテル Popa Mountain Resort で遠くに見えるポッパ山を眺めながら高級中華料理と午後のコーヒーを楽しんだ。

20050311-2ストレスが着実に蓄積していくなか、ホテルの格は日々パワーアップしている。タラバー門の前にある高級リゾートホテル The Hotel @ Tarabar Gate に宿泊し、プールサイドにあるカクテルバーが閉店するまでクラスメイトたちと飲み続けた。酒でも飲んでいないと本当にやってらんない。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。