2005年5月

清掃婦(メーバーン)

部屋の掃除は、この清掃婦にこれまで約1年半ずっと任せっきりにしているが、いつも完璧にやってくれている。しかも、僕の都合に合わせて、清掃の日時を柔軟に変更してくれるから本当に助かっている。室内には現金が無造作に散乱しているが、これまで一度も盗られたことはない。

無題

昼すぎにトーングロー通りにあるスーパー Market Place へ行って友人と昼食をとってから、ラーチャパット・スワンドゥスィット大学まで友人を送り届けた。夜、セントルイス3街路にある飲茶屋「チョークディーティムサム」へ行って別の友人と夕食をとり、ペッブリータットマイ通りにあるアマリアトリウムホテルでさらに別の友人と深夜までカクテルを飲み続けた。

タイの大学における除籍基準

タイの大学における学生の成績は、AからEまでの8段階で評価されている。これを数値化して平均化したものが GPA で、ほとんどの大学では GPA が2.0を下回った学生は自動的に除籍(リタイア)の扱いとなる。この友人によると、ことし2月の前学期終了時点における GPA は2.13だったという。

バンコクにおける最近のパブ事情

パブは、流行の旗手である大学生の客が増えるにつれて人気が増し、それに便乗するように娼婦や中年男性が増えてくると衰退する傾向がある。

タイにおける新卒者たちの就職活動

3月から4月にかけてミャンマーへ旅行に行ったり日本へ一時帰国したりしていたあいだに、タイの大学では卒業のシーズンを迎えていた。ところが、友人たちの就職状況は予想以上に悪く、上位私大の工学部を卒業して幸運にも就職できた友人は、給与水準の低下によるミスマッチについてこのように話していた。

タイ映画「チュム」

バンコクに住んでいる典型的な現実退却派の日本人たちのようにならないために、この日記の読者にはタイの社会の根幹をなしている「階級社会」をタイ人の庶民の視点から見つめ直すことができる映画をひとつオススメしておきたい。コングデート・ヂャートランラッサミー監督の新作「チュム」が、今月の12日からタイ全国の映画館で上映されている。

タイの徴兵制度

このブログに投稿されていた読者からの質問に答えるために、この友人に実弟なんかいただろうかと疑問に思いながらも、タイの徴兵制について詳しい話を聞いてみた。友人によると、タイの徴兵は抽選制で、4月から5月にかけてのこの時期に満21歳に達したタイ人の男子は役所へ出頭してくじを引かなければならないらしい。

タイ語の英字表記とカタカナ表記

日本語の刊行物で用いられているカタカナ表記のタイ語は、残念ながらタイ人たちが話しているタイ語の発音からは著しくかけ離れている。このような事態を招いた原因としては、タイ語を読めない研究者や編集者たちがタイ関連の英文出版物に書かれているアルファベットをもとにカタカナ表記に起こしてしまったことなどが考えられる。

世にも奇妙な事件

「あなたが日本へ帰っているあいだ、タイではすっごく奇妙な事件が世間を騒がせていたんだけど、どんな事件だったか想像つく?」スクンウィット5街路にあるスーパーマーケット Foodland 2階のレストランで夕食をとってから、プララームスィー通り(ラーマ4世通り)にある大型スーパー Tesco Lotus へ向かう車中で友人からそう問われた。

Exotica Exclusive Club

ホステスによると、Exotica Exclusive Clubの会員になるためには、最初にJohnnie Walkerの Black Labelを30,000バーツで10本購入する必要があるという。この料金とは別に、ホステスの求めに応じてアルコールを注文するレディースドリンクという料金が1杯あたり250バーツかかる。

【素人タイ人女性】シロウトとはいったい何のことか?

深夜、ヂャーオプラヤー川の東岸と西岸を結ぶバンコクにおける陸上交通の要衝、サナームルワングを日本人の友人と散策していたところ、突然、白地に桃色の模様がプリントされているパジャマを身に纏っている2人組の色白で小柄な女の子が声をかけてきた。日本人的な感覚からすると中学生のようにも見えるが、髪型から高校生であることはすぐにわかった。

大学院修了後の進路が決定しました

留学3年目を迎えたいま、先行き不透明な日本でキャリアを重ね、安定した老後を迎えるまでの道筋について、真剣に検討するべきときが来た。数ヶ月前、僕には3つの選択肢があった。それぞれの実現可能性を十分に吟味したうえで、もっとも安全で、かつ、仮に失敗しても容易に修正できる進路について慎重に慎重を重ねて検討した。