「水曜日からずっとまともな料理を食べてないの!! タイ料理屋ならどこでもいい。味はどうか分からないけど、この辺りの店なら間違いなく雰囲気だけは OK なはずだから、もう適当に選んで入っちゃって。本当に空腹で我慢できない」
午後9時ころ、ラームイントラー通りにある友人が住んでいるアパートで合流し、そこからクルマでガセートナワミン通りへ行って、その一帯に点在しているオシャレなレストランのひとつ「ナーイグレ」で友人たち4人と夕食をとった。
きょうは、仏教の祝日であるワンアーサーハブーチャーとワンカオパンサーが連続した4連休の最終日だった。この連休を利用して香港などへ旅行に行っていた友人たちも、続々とタイに帰国している。
中華人民共和国の香港特別行政区は、タイ人でもビザなしで入国できるため、都市部の中間層のあいだでは人気の海外旅行先となっている。友人たちは、日本人の観光客たちと同じように、本国より安いブランド品を大量に買い込んできたそうで、香港へ行ってブランド品を買うのがどれだけオトクか話していた。友人によると、この週末、香港特別行政区のショッピングセンターは、どこもタイ人の観光客たちでごった返していたという。
このグループの夕食の予算は、ひとりあたり200バーツ~300バーツ。これだけあれば、郊外にあるオシャレな店へ行って、ビールとともにタイ料理を思いっきり満喫できる。
昼過ぎ、ノンタブリー県パーグレット郡にある美容室へ行ってストレートパーマをかけ、ガセートナワミン通りのレストランで友人たちと夕食をとった。