NOKIA製の携帯電話は、タイ語環境における操作性能が他社を圧倒していたため、これまでタイ人たちからの絶大な支持を得てきた。ところが、この数年で他社製の携帯電話もタイ語に対応して、使い勝手が良くなってきたため、 NOKIA はタイにおけるシェアを徐々に落としている。
2005年7月
タイとカンボジアの歴史認識問題
「アンコールワットがあるシアムリアップという街は、いまはカンボジアの領内にありますが、1907年にプラヂュンラヂョームグラーオ大王(ラーマ5世)がフランスに割譲するまではサヤームの一部でした。つまり、アンコールワットは、その時代までのタイの文化が体現されているのです」
タイにおける不平等な被選挙権
タイの憲法は、中流以下のタイ人にとって不平等だ、という説がある。107条と123条で、大卒未満の国民に被選挙権(立候補する権利)を認めていないのが、その根拠とされている。つまり、タイでは「支配階級」と「被支配階級」との関係が憲法に明文化されている、ということになる。
きょうの講義内容
今学期の特別講座「イスラーム研究」は、主任教官のコネクションをフルに活用して、著名な先生方をゲストに招き、莫大な研究予算を費やすことで、ようやく実現したという。そのため、主任教官からは必ず出席するようにと強く念を押されていた。
ウォングウィアングヤイ探検
ウォングウィアンヤイは、プラチャーティベーク通りとラートヤー通りが交わるロータリーで、日中は都心部と西部のトンブリー地区を結ぶ交通の要衝として賑わっている。ロータリーの中央部には、円形の小さな公園があって、トンブリー朝を興したタークスィン王(1734-1782)の像が建っている。ところが、午前零時をまわると、交通量もまばらになり、まるで廃墟のような怪しさを帯びてくる。
レストラン&カラオケ「ヂャンパー」
夜、ラートプラーオ73街路にあるレストラン「ヂャンパー」へ行って、友人たちと夕食をとった。アコースギターによる生演奏と最新タイポップスの生ボーカルを聴きながら、屋外にあるプールサイドで夕食を楽しむのも風情があってなかなか良かったが、友人たちはボーカルの技量に対して不満をあらわにしていた。
製薬会社主催の映画鑑賞会
夕方、ラーチャダムリ通りにある大型スーパー Big-C の映画館 EGV へ友人たちと出かけた。特設会場の入口で「エイリアンの襲来によって被害に遭われた患者さんの治療にご協力ください」と言われ、腕に医師用の腕章を半ば強引にくくりつけられた。
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