「カラオケへ行くたびに上達しているわね。ってゆうか、なぜかすっごく古い曲まで歌えているし、いったいどうしたのよ?」
午前零時、ラッチャダーピセーク8街路にある大部屋カラオケ屋「アンチャン」で、タイ産の安ブランデー Regency を飲んで悪酔いをしていた友人は、僕が歌ったタイ語のカラオケについてそう話した。
タイの流行歌は、「イントロ→1ABメロ→1サビ」のあとに、「1ABメロ→1サビ」と続き、「Cメロ」で締めくくるといった形式の楽曲が多く、日本のポップミュージックで主流となっているような「イントロ→1ABメロ→1サビ→2ABメロ→2サビ→Cメロ」といった形式のものに比べると難易度が低い。曲の後半部分は前半部分を繰り返せばいいだけなので、前半部分を完全に耳コピすることができれば、はじめて聴く曲であっても後半部分だけならソロで歌うことができる。オリジナルの声色を真似て歌える曲はまだまだ限られてはいるが、この数年でタイ語の読解速度が飛躍的に向上し、歌詞に登場するような詩的な語彙力も増しているため、最近ではどんな曲でもたいてい歌えるようになっている。
「それにしても・・・・・・ Regency とは懐かしいわね。子供のころ、二日酔い確定のクソウイスキー Mekong より高級な国産のアルコール飲料として持て囃されていて、父がよくひとりで晩酌をしていたけれど、いまこうやって飲んでみると、それがドウシヨウモナイ安酒だったってよく分かるわ」
友人は、テーブルの端にある Regency のボトルを手に取って、薄暗い照明のなか、製造元が記載されている欄を探していた。この20年のあいだで、タイ人はものすごく豊かになったと感慨にふけりながら、 DJ 席の真上にあるスクリーンを見上げて、6人組の大学生たちが歌っている曲を一緒に歌った。
昼前、大衆紙コムチャットルックの記念イベントが催されている大型展示場 IMPACT Arena Exhibition & Convention Center へ友人と出かけた。お目当ては、無料で配布されるプラクルアングラーングと呼ばれる携行護符だった。友人によると、王室系の由緒ある寺院で作られたものらしい。帰路、その向かいの会場で催されていた「高等専門学校祭」を見物した。タイの全国から集まってきたさまざまな高等専門学校による展示物はとても興味深かった。船舶用のドッグで働いている作業員たちの給料がものすごく良いことを知って驚いた。その後、スィーロム通りにある珈琲屋 Bug and Bee へ行って友人たちとペーパーを書き、スィーロム6街路にある日本料理屋「葵」で別の友人と夕食をとり、ラッチャダーピセーク8街路にある大部屋カラオケ屋「アンチャン」へさらに別の友人と出かけた。
ちなみに大部屋カラオケ屋の「アンチャン」は、ラッチャダーピセーク4街路から8街路の界隈にあるパブ群が閉店したあとの午後1時~2時以降の時間帯に、まだノリが冷めやらず、クールダウンするためにタイ語曲を歌いたくなったときに重宝する。
とりあえずとてもリージェンシーを安ブランデーなどとは呼べない俺様の安酒愛好っぷりを誇りたくなったのでトラックバック入れときました。貧しさをくらえ。
とりあえずとてもリージェンシーを安ブランデーなどとは呼べない俺様の安酒愛好っぷりを誇りたくなったのでトラックバック入れときました。貧しさをくらえ。
安焼酎度数四十度量り売り。
なんかわけわからないままA4三枚進みました。こういう日の翌日は油断するので非常に危ないです。昨夜も油断して安焼酎度数四十度を二十バーツ分量り売りで買って飲んで…
安焼酎度数四十度量り売り。
なんかわけわからないままA4三枚進みました。こういう日の翌日は油断するので非常に危ないです。昨夜も油断して安焼酎度数四十度を二十バーツ分量り売りで買って飲んで…
> 白石昇さん
お久しぶりです。こちらからもトラックバックを貼らせていただきました。また機会がありましたら飲みに付き合ってください。
> 白石昇さん
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生活レートが違い過ぎるから無理でしょう。
リージェンシー置いてる店は私にとって高級店ですから。
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