「風邪薬を飲むのは好きではないけれど、もう3日目になるし、治る気配もないから、病院へ行こうかしら」
平和な午後。かれこれ3ヶ月間も続いたペーパー(小論文)地獄からようやく解放され、燃え尽き症候群気味だったので、きょうはスクンウィット13街路にある住まい Sukhumvit Suite 17階の自室に籠もって、ペーパーの調査に協力してくれた友人たちと終日ビデオチャットをしていた。あまりにもアホなことに時間を費やしすぎたせいか、ペーパー作業をサボった日と同じような罪悪感ばかりが残る結果となった。
ここのところ、ギャル語の語彙がものすごい勢いで増え続けている。そこで、きょうはタイ語の初心者にも分かりそうなギャル語をいくつかピックアップしてご紹介したい。
- เปง(ペーング)
- เป็น(ペン)の上に付いている ้ (マーイタイクー)が省かれ、末子音の n 音が nŋ 音に置き換えられる。
- ป่าว(パーオ)/ ป่ะ(パ)
- 疑問詞 หรือเปล่า(ループラーオ)は、しばしば会話の相手に対して回りくどいイメージを与えることがあるため、カジュアルな場面ではあまり使われない。
- อาราย(アーラーイ)/ อายาย(アーヤーイ)
- 疑問詞 อะไร(アライ)
- หนุก(ヌック)
- สนุก(サヌック)
- ไปฉี่(パイチー)/ ไปชิ๊งฉ่อง(パイチングチョング)/ ยิงกระต่าย(ユィンググラターイ)
- いずれも「トイレに行く」ไปห้องน้ำ(パイホーングナーム)の意。それぞれを直訳すると、小便に行く、ションベンに行く(女性用)、ウサギさん発射(男性用)となる。
ただし、スラングと呼ばれるギャル語などの俗っぽい表現は、多用しすぎると相手に頭が悪そうな印象を与えるため、使うときには注意が必要となる。実際に、主任教官の前で、本来であれば มาก (マーク, とても)を使うべきところ、ついつい โคตร (コート, めっちゃ)を使ってしまったところ、笑いながらもなじられたことがある。
きょうは、ある友人は風邪のため大学を休んで部屋でビデオチャット、また別の友人は授業と授業の合間の空き時間をつぶすために大学の前にあるネットカフェでビデオチャット、そして僕は自室に籠もってダラダラとビデオチャットをして過ごした。
日没後、スクンウィット23街路にあるイタリア料理店 GIUSTO へ行って、環境ビジネスへの参入を検討している最中の財閥系企業の経営者に対して1997年に取り交わされた気候変動枠組条約に関する京都議定書の内容について説明をしてから、一本4,000バーツもする Montemoro というワインをひとりで2本も空けた。