2005年12月

サヤームパラゴン

個人的な印象としては「ただ広いだけ」の一言に尽きる。タイを代表する商業施設だけあって、世界的なブランドのブティックが勢揃いしているが、内装の貧弱さには目を覆いたくなる。突貫工事でムリヤリ開業日に間に合わせたこともあって、ペンキが至る所に飛び散っており、天井には未塗装の部分まであった。

キャバレー Caribbean Musical Theatre

午後10時、バンコク都ラートプラーオにある高級住宅街の、日本円にして1億円の価値があるとされている邸宅の、照明がキレイなプールサイドで、白ワインを片手に巨大なエビを友人たちと美味しくいただいてから、女性や子供たちが帰るタイミングを見計らって自分も脱出しよう企てていたところ、脱出時に家主に見つかって引き留められてしまった。

あの人は今

午前零時20分、タニヤ通りにある日本人向けのカラオケスナック Alpha で、2002年の語学留学時代によく顔を出していたときと同じソファーに座って、当時のホステスと思い出話に花を咲かせた。あれから、オーナーが代わり、店の名前も変わったが、内装だけは当時のまま手が加えられていなかった。

友人の結婚披露宴

午後5時15分、ラッチャヨーティン交差点のちかくにある象形のオフィスビル「トゥックチャーング」12階の関係者控室で、新郎新婦をはじめ親族や仲人たちが身支度を調え、友人たちもドレスを身に纏い、化粧をしたり髪の毛をセットしたりと忙しそうにしていた。そんな光景を眺めていると、顔のテカリ防止に効果があるペーングと呼ばれる粉を、友人たちに塗りたくられた。

学生寮街 その1

午前1時50分、プラチャーソンクロ23街路にあるホーガーンカータイ大学(タイ商工会議所大学)前の学生寮街で、友人は言った。こんな夜更けでも、街路は大学生の男女たちで賑わい、コンビニをはじめ、商店や屋台なども繁盛している。すこし歩けば、法令によって午前零時以降の販売が禁止されている酒類だって簡単に買うことができる。

特典旅行で乗るユナイテッドファースト

12月16日にバンコクで友人の結婚式があるため、どうしてもその前日の12月15日までにバンコクへ戻っている必要があった。そこで、まだ空席があるファーストクラスの座席をマイレージを80,000バーツ使って確保するか、もしくは非常に割高な正規運賃を支払ってエコノミークラスの航空券を購入するかの二者択一をするよう友人から勧められ、今回はユナイテッドファーストに乗ることにした。

一時帰国

12日 午前中、東京・目黒にあるタイ大使館へ行ってタイ留学最後となる学生ビザを申請した。日本人の係官によると、出入国制限のない1年間有効の留学ビザは現在発給していないという。ビザの発給に必要な書類のうち、身元保証書と身元保証者のパスポートのコピーが欠けていたが、ビザを受領するときに提出すればよいと言われ、その場でパスポート、申請用紙、大学からの招聘状の3通を提出した。

六本木界隈のクラブ (バンコク留学生日記番外編)

深夜、六本木にある多国籍クラブ Muse の地下3階で、不細工な日本人男性が、超不細工な南部系のタイ人女性に言い寄っていた。女性はダンスフロアがある地下2階へ階段を駆け上りながら、男性の「じゃあ週末は大丈夫?」という問いかけに振り向きもせず、冒頭のように答えた。ちなみに、タイ語の「ゴー」にはいろいろな用法があるが、この場合は「う~~ん」といった意味合いが強い。

タイの皮膚科クリニックにおけるフェイシャルエステ

朝、スクンウィット13街路にある住まい Sukhumvit Suite 17階の自室で、友人に指摘されて自分の顔を鏡を見てみたところ、珍しく大きなニキビができていた。あすからの数日間、日本でいろんな人に会う予定になっているから、ここは友人の勧めにしたがって処置しておきたい。

エンジンの換装

いま乗っている BMW 318i に搭載されている排気量 1,800cc の標準仕様のエンジンを、排気量 2,500cc の5シリーズ用のエンジンに換装できたら、どんなに良かっただろうか。日頃から、この貧弱なエンジンにはウンザリしていたところだから、もし近日中に売り払うつもりではなかったら、ポンと30,000バーツ支払って、換装を依頼していたかもしれない。

タイの軍人や警察官が退役後も階級名を名乗り続ける理由

昼すぎ、アソークモントリー通りにある西洋料理店 Neil’s Tavern へ行って、タイの軍官僚たちと昼食をとった。ある陸軍大将によると、タイの軍階級は国王から個人に対して下賜されたもののため、個人の意思によって勝手に放棄することは許されておらず、退役後もそのまま生涯名乗り続けなければならないという。

無題

きょうは、スィーロム通りにある珈琲屋で友人と談話をしてから、スィーロム6街路にある中華料理店「上海小龍包」へ行って別の友人と夕食をとった。