2005年

パブにおける雰囲気を維持するための集客活動

娯楽施設における流行のサイクルは極めて短いため、店の命運は客層の変化によって大きく左右される。流行の牽引役とされているのは現役の大学生たちで、大学生たちは流行の最先端を行っている「イケてる」店へ足を運ぶ。大学生の客が定着してくると、その店の評判が口コミで知れ渡り、次第にバンコク中の老若男女たちが集結するようになる。

バンコク都医務局附属中央病院

公務員の家族はタダ同然で延命治療が受けられるという。バンコク都医務局附属中央病院(グラーング病院)は、ポームプラーイ区の下町に古くからある近代的な総合病院で、ベッド数は404床。ここでは、医師94人、看護師413人、歯科医8人、薬剤師9人が働いている。

とある日系企業

この会社については昨年7月、アユッタヤー方面にある工場を見学するための手配をしてくれた日本人出張者の方から、「ここだけは絶対に入ってはいけない」と何度も念を押されていたため知っていたが、それでも何を作っている会社なのか皆目見当がつかなかった。そこで、別の友人に助け舟を求めたところ、興味深いウワサをいくつか教えてくれた。

バンコクにおける農村部出身者向けディスコ

ホテルを除く、バンコクにおけるサービス産業全般について言えることだが、外国人の客が多い店はイケてない。タイ東北部の田舎祭り「モーラム」をアレンジしたかのような雰囲気を演出しているため、ラッチャダーピセーク通り一帯で働いているソープ嬢たちの行きつけの店となっている。

スィーロム通りの暗がりで男娼から声をかけられる

これまでも深夜のタープラヂャン船着場の前やスラウォング通りで、美形といって差し支えない容姿の男娼たちをたびたび目にしてきたが、いつもクルマで通りかかるだけだったため、身の危険を感じたことはなかった。しかし、無防備な状態で歩いているときに、性行為の話を同性から持ちかけられると、あまりのリアルさとおぞましさに身の毛がよだつ。

タイにおける現役女子大生による援助交際

戦勝記念塔ロータリー周辺の歩道や商店は、どこもトゥラギットバンディット大学の制服を着ている学生たちで埋め尽くされていた。そんな風景を、渋滞にハマって立ち往生しているクルマのなかから眺めていると、助手席に座っていた学生がいきなりとんでもなくシュールなジョークをぶっ放したので、思わず吹き出してしまった。

タイ人向けの「心のパブ」

ナンパをするためにパブへ遊びに行くのなら、不特定多数の男女が入り混じっている都市部の大箱のほうが良いかもしれないが、今晩は男女のふたり組で行動していたため、ナンパをする必要はなかったし、聞いても分からないような洋楽ばかりで面白くなかった。

約束を断るときには

もし自分が相手から回答を延ばし延ばしにされていたら、すでに拒否されることが確定しているといった可能性があると考えて、ほかの予定を入れるなどして身構えておくべきだろう。

タイ最大手の銀行からもらった内定も蹴る

タイは転職社会であり、転職後の賃金は前職の待遇を考慮されて決まる。そのため、最初の賃金が低いと、将来的な賃金アップも遠のいてしまう。しかも、タイの会社では社内における賃金格差が大きいため、就職する企業のブランド力は、タイ人にとっては賃金ほど重要ではない。

バンコク郊外にあるドイツ風のオシャレな料理店

夜、バンコク都タウィーワッタナーのウッタヤーン通りにあるドイツ風の屋外料理店「バーンナームキアングディン」へ行って、友人たちと音楽を聴きながら夕食をとった。チキンやトムヤムなどを注文し、料金は4人で1,000バーツ弱だった。まるで外国にいるかのような雰囲気の店で、なかなか良い気分転換になった。

バンコクの日本料理チェーン店「大戸屋」

ここバンコクでは、なかなか美味しい日本料理屋にめぐり会えない。バンコク在住の日本人にとって唯一の情報源である日本語のフリーペーパーも、日本料理屋から広告料をとって評価記事という名ばかりの広告を掲載しているため、内容についてはまるで信憑性がない。

カーオマンガイ屋「ガイトーンプラトゥーナーム」

夜、プラトゥーナーム交差点付近のペッブリー30街路にあるカーオマンガイ屋「ガイトーンプラトゥーナーム」へ行って友人と夕食をとった。パブへ頻繁に通っていた半年前ほど前は毎晩のようにここに寄って夜食をとっていたが、パブ通いをやめてからというもの足がすっかり遠のいていた。