2005年

オンナの価値

深夜、ペットガセーム通りにある家賃1,500バーツのワンルームサイズの薄暗い部屋には、アパートに標準装備されているクイーンサイズのベッドのほか、学部生用の制服がかかっている洋服ダンス、私立大学の赤い学章バッジが無造作に置かれている化粧台、画面が大きく湾曲している安物のブラウン管テレビ、クマの人形や大量の音楽 CD ジャケットがあった。友人は黄緑色の枕を抱え込んで俯いた。

無題

昼すぎ、スィーロム通りにある珈琲屋へ行って、日本から買ってきてもらった電動歯ブラシをバンコクに滞在している高校時代の友人から受け取ってから、スクンウィット24街路にあるとんかつ屋「ベック」へ行って別の友人と夕食をとった。その後、スクンウィット24街路にある Starbucks Coffee に寄って世間話をしてから、さらに別の友人と会った。

コクられるためには、コクらなければいけない

何の前触れもなく唐突に襲い掛かってくるこのフレーズに、バンコクで健全な生活を送っている普通の日本人男性なら誰しも一度は頭を悩まされたことがあるだろう。少女マンガの「わたしのこと好き? → わたしも好きよ」のパターンを想定して発せられた質問と言ってしまえばそれまでの話だが、その背景には、実はもう少しだけ複雑なタイ人固有の価値観と、タイ人女性独特の恋愛に関するポリシーがある。

視力矯正手術 レーシック その1 情報収集

今回、バンコク人のあいだでタイ国内最高の眼科病院といわれている、ラッタニン眼科病院で視力矯正手術を受けることにした。視力矯正手術には、レーシックと PRK があるという。それぞれには長所と短所があるため、自分の目にあった方法を選びたい。

上司は部下に食事をおごる

タイは完全な転職型労働社会であり、労働者の賃金は本人の能力と職歴によって決定されている。つまり、それなりの能力があれば、どんなに若くても能力相応のポジションと賃金が与えられるし、逆に能力がなければ、どんなに歳をとっていても賃金は一向に上がらない。

ビデオチャットをしてダラダラと過ごす

平和な午後。3ヶ月間も続いたペーパー地獄からようやく解放され、燃え尽き症候群気味のため、きょうはスクンウィット13街路にある住まい Sukhumvit Suite 17階の自室に籠もって、ペーパーの調査に協力してくれた友人たちと終日ビデオチャットをしていた。あまりにもアホなことに時間を費やしたせいか、ペーパー作業をサボった日と同じような罪悪感ばかりが残る結果となった。

無題

きょうはスィーロム通り沿いにある珈琲屋へ行ってダラダラと過ごした。この3ヶ月間、ずっとペーパー作業に追われていたが、ようやく一段落着いて燃え尽き症候群気味になっている。スクンウィット22街路にある居酒屋「あさみ」で鰻重(500バーツ)を食べていたところ、タイ留学中の整体師からスクンウィット37街路にマッサージ学校があると教わった。

ローイグラトングの日

午後11時、バンコク東部のスィーナカリン通りにあるパブ Return に、タイの AV 女優5人組がやってきた。きょうローイグラトングの日は、タイではバレンタインデーに次ぐ『第2の国家的処女喪失日』といわれており、バンコク都内にあるパブでは、このような方法で集客を図り、オトコたちの「ヤル気」を煽っている。

無題

今月の総支給額は56,000バーツ。3ヶ月間の試用期間を経て、きょうがはじめての正規賃金の支給日だった。日本人の大卒女子一般職や高卒男子総合職の初任給と同程度の金額で、タイで採用されて働いている日本人の平均月給をはるかに上回る、タイ人の会社員としては誰に恥じることなく堂々と胸を張って触れて回れるだけの良い給料だった。

友人の親族の結婚披露宴

きょうは、ヂュラーロンゴーン大学文学部4号館にある東南アジア学研究室へ行ってペーパーを提出してから、スィーロム通り沿いにある珈琲屋で友人と合流して溜まりに溜まっていた日記を書き、地下鉄スィーロム駅の前で別の友人と合流してその友人の親族の結婚披露宴に参列した。

無題

きょうは、スクンウィット13街路にある住まい Sukhumvit Suite 17階の自室に午前5時まで籠って、あす提出のペーパーを書き上げた。

無題

昨晩、ペーパー作業が思いのほか捗ったため、きょうはバンコク在住の日本人3人組で飲みに出かけた。