2006年1月

バンコク郊外にある中間層向けの分譲住宅地

バブル景気の追い風に乗って、バンコク首都圏ではコンドミニアムや都市型ムーバーンの開発ラッシュが続いている。このムーバーンは、アソーク交差点から北北東に25キロも離れているパトゥムターニー県クローングスィーにある。すでに全戸が売約済となっているが、まだ半数以上が未完成のままで、仕事を終えて家路へ急ぐ建設作業員たちがムーバーンの入口へ向かって歩いていた。

タイでは結婚しても役所へ届け出ないことがある

日本では「結婚式→婚姻届」という手順を踏むのが一般的とされているが、バンコクの中間層は役所に婚姻届を提出しないことがある。その背景には、本気で愛し合ってるから同棲してきた → 同棲は結婚してるのと同じ → 結婚を証明する必要がない → 入籍する必要もない、という結婚に対するタイ人独特の価値観がある。友人によると、ほかにも経済的な理由があるという。

ICチップ搭載のあたらしい国民IDカード

新型の国民 ID カード(バットプラヂャムトゥワプラチャーチョン)では、旧式の国民 ID カードにあった宗教と血液型の欄が削除され、代わってそれぞれの項目に英語が併記されるようになった。 IC チップには、宗教、血液型、指紋形状(両手親指・右手人差し指)、最終学歴(教育機関名と学年)、職業(会社名と職位)、家族構成(親兄弟の氏名と国籍)など、さまざまな個人情報が登録されている。

無題

特に何もない一日。アソークモントリー通りにある美容室へ行ってストレートパーマ(1,200バーツ)をかけてから、ンガームウォングワーン通りにある食堂「デブやせ粥」(カーオトムウワンポーム)で友人と夕食をとった。

インディーズ系(?)パブ「グラチュート」

パブ「グラチュート」は昨年の2月にオープンし、若者たちのあいだで人気のインディーズ系に強いという。全400席で最大900人まで収容できる。300台収容の駐車場はバンコク都内のパブでは屈指の規模だが、雰囲気と客層を店を選ぶ友人たちはすぐに落第点を下した。全然インディーズ系じゃなかったし、若者もいなかった。マスコミの店舗紹介なんて、いつもウソばっかりだ。結局まんまと騙された。

パブ「ヤオワラート」

パブ「ヤオワラート」は、ひときわ独特なオーラを放っていた。店内の至る所に中国語の看板が掲げられており、ステージの左右にも中国語の赤い掛け軸がある。バンコクのパブといえば普通、最先端の西洋文化を象徴するかのような作りをしているが、これではまるで植民地時代の上海租界地のようだ。入口の近くには、複数ある飲茶をその場で選んで購入できる売店もあった。

究極の中華まん

午後8時半、バンコクの中華街、ヤオワラート通りにある中華料理店「和成豊魚翅」へ行って友人と夕食をとったところ、飲茶の品揃えが期待していたよりも少なかった。店を出て、食後の物足りなさを感じながら通りを歩いていたところ、一軒の中華まん屋台に目が留まった。

バカにされるタイ人の大学生 バカにされる日本人の留学生

午前2時半、スクンウィット13街路にある住まい Sukhumvit Suite 17階の自室で、ベッドに寝ころびながら、タイ人から紹介されたばかりのプレーオ(21歳)と電話で話していた。そのとき、自分の血液がものすごい勢いで頭のてっぺんまで上がっていくのを感じ取り、受話器を握っている右手がワナワナと震えていることに気がついた。

タイ人男性にとっての喫煙女性

午後11時30分、ナラーティワートラーチャナカリン15街路にあるパブ 15th Street で、トイレへ行く途中にほかの女性客のタバコが自分の手のひらに当たったせいで友人はとても不機嫌になっていた。

ハイソな日本料理屋「大戸屋」

日本全国に165の店舗を展開している定食屋「大戸屋」はいま、ここバンコクで「ハイソっぽい日本料理屋」として脚光を浴びている。そもそもの火付け役は、トーングロー15街路にあるオシャレなショッピングモール J-Avenue に出入りしている本物志向の比較的裕福なバンコク人たちだったが、口コミで「 Fuji や Zen 並の価格で本格的な日本料理が楽しめるオシャレスポット」としての評判が口コミでバンコク人たちのあいだに広がり、ついに高架電車サヤーム駅の前にバンコク2号店を出店した。

無題

きょうは、昼前に起きて、スィーロム通りにある珈琲屋へ行った。

朝の大渋滞にはまる

寝室で今年4月から勤務することになっている会社の入社前研修の資料を読んでいたところ、電話で別の友人から誘いがあって、高架電車エーガマイ駅の前にある民族主義的珈琲屋「バーンライ」へ出かけた。翌朝の6時半に店を出たところ朝の交通渋滞にハマり、通常なら20分もあれば移動できる珈琲屋から北東へ約4kmの地点にある住まいまでの道のりを、1時間半もかけて移動した。