友人の献血に付き合ってタイ赤十字へ行ってみた

「わたしの血は少し濃いみたいだから、気が向いたときに献血するぐらいがちょうどいいのよ。でも、ほかの人の何倍もの速さで、自分の血液が太い注射針に吸い取られていく様子を眺めているのは、あまり気分の良いものじゃなかったわ」

正午前、高架電車サヤーム駅の前にあるショッピングモール、サヤームパラゴンの1階に入っている日本料理屋の大戸屋で昼食をとり、その足で映画館へ向かったが、友人が見たいと言っていた作品の公開がすでに終了していたため、アングリードゥーナン通りにある国立血液センターへ出かけてみることにした。

国立血液センターの待合室は、きょうが休日のためか、家族連れの人々で混み合っており、ほぼ満席になっていた。

今回献血をした友人は、1階にあるカウンターで書類に個人情報などの必要事項を記入してから、受付へ行って登録手続を済ませ、診察室で献血前の検査を行い、2階にある献血室へ向かった。献血そのものに要した時間は約15分間だった。終了後に、市価5バーツのスナック菓子のほか、牛乳が振る舞われた。休憩を取れるように休憩室が用意されていたが、そのまま国立血液センターを出て、プララームサーム通り(ラーマ3世通り)にある大規模スーパー Tesco Lotus へ行き、そこで当面の生活に必要となりそうなものを買った。ピパット2街路にある仮住まい Silom Convent Garden へ戻ってから、さっそく800バーツ出して買ってきたばかりの LE’SASHA 製のブラシ一体型ドライヤーを使おうとしたところ、なぜかスイッチを動かしても電源が入らなかった。保証期間は1年間あるから、こんど時間があるときに Tesco Lotus へ行って交換してもらおう。

午後6時、スィーロム通りの CP タワー2階にあるサラダバーの店、Sizzler へ行って友人と夕食をとった。この店には格安の裏メニューがあるため、グランドメニューを受け取ったら、真っ先に「ほかのメニューはありますか?」と聞いてみることをオススメしたい。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。