午後7時半、スクンウィット4街路にあるナーナーエンターテインメントプラザで売っているハンバーガーが無性に恋しくなったため、外国人の観光客を相手に娼婦たちが水着姿で踊っているゴーゴーバーへ2年5ヶ月ぶりに出かけてみることにした。この界隈は日本人観光客たちのあいだで知名度が高く、バンコクへ出張に来ている取引先との会話の中でもしばしば話題にのぼることがあるため、いちおう情報だけは最新の状態にしておきたい。
今回の調査は、あくまでもナーナーエンターテインメントプラザに日本人の出張者がひとりで立ち寄ったというシチュエーションを想定しているので、娼婦に対する質問は、タイ語は一切使わずに、すべて英語で行った。裏技的なことについても、ここでは一切触れない。
この2年5ヶ月のあいだにナーナーエンターテインメントプラザにあるゴーゴーバーで大きく変わったところは2つある。ひとつめは料金が上がったこと、ふたつめは店内でタバコが吸えなくなったこと。2008年8月現在、ヌードショーは行われておらず、娼婦は上下ともに水着を着用している。
ゴーゴーバーで働いている娼婦たちの容姿は、タイ人の男性たちのあいだではものすごく不評だが、念のために写真を撮影しておいたので、その善し悪しについては閲覧者のみなさんの判断に委ねたい。ただし、ピンク色の薄暗い照明の下では可愛らしく見えていても、明るいところへ連れて行ったらビックリといったケースもよくあるため、あらかじめ三次元解析による分析を入念にしておく必要がある。ここで働いている娼婦の容姿があまりにも美しすぎる場合には、その娼婦が性転換者である可能性を疑ったほうがよい。
1階の右奥にあるゴーゴーバーの Rainbow 2 という店で給仕係や娼婦の140番から聞いた話によると、娼婦をホテルまで連れ帰って性交渉をするためには、最低でも2,600バーツはかかるという。内訳は、店舗に支払う娼婦の連れ出し料金(ペイバーフィー)が600バーツ、娼婦に支払う性的なサービスに対する報酬(チップ)が2時間のショートタイムで2,000バーツ、朝までのロングタイムで4,000バーツ。ほかに、帰り際にタクシー代として200バーツぐらいポンと弾んであげれば、娼婦も気持ちよく帰ってくれるだろう。ホテルによっては、同伴者追加料金(ジョイナーフィー)を請求されることもある。
ただし、バンコク留学生日記で再三触れているように、娼婦との性交渉には、ものずごく高いエイズ感染リスクが伴うため注意が必要となる。僕だったら、どんなにカネを積まれても、娼婦との性交渉だけはお断りしたい。その他詳細については、バンコク留学生日記の過去ログにあるとおり。
午後8時10分、僕に付いた娼婦の容姿が直視に耐えなかったため、ジョニーウォーカー・ブラックラベルのソーダ割(135バーツ)を1杯だけ飲んで帰宅した。