バンコク郊外の住宅街で友人の弟のクルマが盗難に遭った

「けさ、家の外へ出てビックリした。昨晩、午前零時にはあったはずの弟のクルマが、忽然と消えてたのよ。タイの国内で盗難車に乗るのはリスクが高すぎるから、きっとカンボジアの中古車屋に並ぶか、もしくはバラされて補修用の中古部品として売られることになるんでしょうね。ちょっとあまりにも可哀想だから、少しおカネを恵んであげようかしら」

午後7時、スクンウィット39街路にあるイタリア料理店の L’Opera で友人と夕食をとった。友人の実家は、グルングテープノン45街路の住宅街にあって、夜になると道路の両脇にビッシリとクルマが並ぶ。完全な袋小路になっており、部外者の出入りはほとんどない。友人によると、今回盗まれたのは、1995年式の緑色の HONDA CIVIC で、タイの中古車市場における転売価格は150,000バーツ程度らしい。

イタリア料理店 L’Opera には、友人が先日からスパゲッティーカルボナーラを食べたいと言っていたので来てみたが、これは「美味しくない」を通り越して、もう完全に「食えない」というレベルだった。店の雰囲気やウエイトレスのサービスがとても良かっただけに残念。1,850バーツをドブに捨てた。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。