2005年2月20日から25日までの日記は、下書きが現在修理中のノートパソコンに保存されているため、更新できない状況にあります。ノートパソコンが手元に戻り次第、この6日分の日記を更新します。
(2007年6月27日追記: ノートパソコンの修理は結局失敗し、下書きを復旧できなくなってしまいました)
2005年2月20日から25日までの日記は、下書きが現在修理中のノートパソコンに保存されているため、更新できない状況にあります。ノートパソコンが手元に戻り次第、この6日分の日記を更新します。
(2007年6月27日追記: ノートパソコンの修理は結局失敗し、下書きを復旧できなくなってしまいました)
前見た時は、ケイイチさんが書いてるテストバージョンらしき画面が一瞬表れて、すぐに元の古い日記が表示されていました。ただ、一瞬にせよ画面が変わっていたので、リニューアル中なのかな?と思ってましたが・・・。
そそ、何度かチェックした時、更新ボタンを押したりしてたんですけど、昔の日記のままでした。で、昨日久しぶりに見てみたらいきなり日記が新しくなっててビックリしました(笑)。ので、ケイイチサンの言うと通り古い日記を見てる人が多いと思います。
前見た時は、ケイイチさんが書いてるテストバージョンらしき画面が一瞬表れて、すぐに元の古い日記が表示されていました。ただ、一瞬にせよ画面が変わっていたので、リニューアル中なのかな?と思ってましたが・・・。
そそ、何度かチェックした時、更新ボタンを押したりしてたんですけど、昔の日記のままでした。で、昨日久しぶりに見てみたらいきなり日記が新しくなっててビックリしました(笑)。ので、ケイイチサンの言うと通り古い日記を見てる人が多いと思います。
やっぱり、そうだったんですね。やっとアクセス数も昨年末の水準を回復することができました。ご協力ありがとうございます。
やっぱり、そうだったんですね。やっとアクセス数も昨年末の水準を回復することができました。ご協力ありがとうございます。
はじめまして、こんにちは。いつも楽しみに拝見させて頂いております、appleと申します。タイの友人等を訪ねバンコクにいったことからタイに興味を持ちちょくちょく訪問させていただいております。
この日記を読んで、短い間でしたがバンコクでタイ人と過ごした日々を振り返り思い返される節が多々あり、非常に勉強になっております。特に、階級社会であることの強調、私の友人のライフスタイルをみて思い当たる節が多々あり、なるほどと納得させられている次第です。
そこでタイ人の性質について初歩的な質問なのですが、タイの男性はlazyで、女の子の方がよく学び働く、ヒモのような男性も多いということを耳にするのですが、それは真実と言えるのでしょうか、また真実であるならばそれはどの階級においても当てはまることなのでしょうか(上流の子弟でしたらヒモになる必要はないと思うのですが、男性が働かないという意味で当てはまるのか)。
私の少ないサンプルですと、
sample①友人夫妻:旦那さんは日本人以上に働く働き者(自ら事業を営み、夫婦共にチュラロンコン大学の大学院出身なので、ケイイチさんがっしゃるいわゆる上流階級に属する人だと理解)奥さん(友人)は特にはたらいていない。→仮説が当てはまらない
sample②友人(男):親が政府関係者であり自らは米国国籍保持者。マヒドン大学出身。米大学院留学中。中上流と言えるのでしょうか。お世辞にも勤勉とも働き者とも言えず。一方彼の妹は非常に勤勉でking scholarshipをとって米留学とのこと。→仮説が当てはまる
sample③友人(男):社会人にも関わらず今年だけで4回も海外旅行にでかけている。ちゃんと働いているのか…?個人事業経営、親の経営する会社で働く。チュラロンコン大学大学院卒、米国留学経験あり。→働き者とはいえないのでは…。でもそんなに働かなくてもいい身分であるようではある。
この非常に少ないサンプルからですとどうにも判断つきかねるので、ケイイチさんのお考えになる範囲で意見伺えればと思います。こんな質問すみません。上記の仮説がもし本当であるならば、せめて上流のタイ人にはあてはまらない、という結論が私の中で期待される回答なのですが…よろしくお願い致します。
そしてもう1つ質問なのですが、上流階級の中でも、中国系タイ人と、生粋のタイ人の間でまた異なる階層というものが存在するのでしょうか?というのは、タイであった私の友人グループ(上流階級に属すると言える)はみな華僑系で、生粋のタイ人(と呼んでもいいのでしょうか、肌の色の違い及び顔つきから判断)とみられる人はいなかったからです。
タイに興味がある反面、タイ人の友人たちに面と向かって聞くわけにもいかず、こうして書き込ませて頂いております。見当違いの質問でしたら、申し訳ない。ただ、ケイイチさんの考える範囲でお答え頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。
はじめまして、こんにちは。いつも楽しみに拝見させて頂いております、appleと申します。タイの友人等を訪ねバンコクにいったことからタイに興味を持ちちょくちょく訪問させていただいております。
この日記を読んで、短い間でしたがバンコクでタイ人と過ごした日々を振り返り思い返される節が多々あり、非常に勉強になっております。特に、階級社会であることの強調、私の友人のライフスタイルをみて思い当たる節が多々あり、なるほどと納得させられている次第です。
そこでタイ人の性質について初歩的な質問なのですが、タイの男性はlazyで、女の子の方がよく学び働く、ヒモのような男性も多いということを耳にするのですが、それは真実と言えるのでしょうか、また真実であるならばそれはどの階級においても当てはまることなのでしょうか(上流の子弟でしたらヒモになる必要はないと思うのですが、男性が働かないという意味で当てはまるのか)。
私の少ないサンプルですと、
sample①友人夫妻:旦那さんは日本人以上に働く働き者(自ら事業を営み、夫婦共にチュラロンコン大学の大学院出身なので、ケイイチさんがっしゃるいわゆる上流階級に属する人だと理解)奥さん(友人)は特にはたらいていない。→仮説が当てはまらない
sample②友人(男):親が政府関係者であり自らは米国国籍保持者。マヒドン大学出身。米大学院留学中。中上流と言えるのでしょうか。お世辞にも勤勉とも働き者とも言えず。一方彼の妹は非常に勤勉でking scholarshipをとって米留学とのこと。→仮説が当てはまる
sample③友人(男):社会人にも関わらず今年だけで4回も海外旅行にでかけている。ちゃんと働いているのか…?個人事業経営、親の経営する会社で働く。チュラロンコン大学大学院卒、米国留学経験あり。→働き者とはいえないのでは…。でもそんなに働かなくてもいい身分であるようではある。
この非常に少ないサンプルからですとどうにも判断つきかねるので、ケイイチさんのお考えになる範囲で意見伺えればと思います。こんな質問すみません。上記の仮説がもし本当であるならば、せめて上流のタイ人にはあてはまらない、という結論が私の中で期待される回答なのですが…よろしくお願い致します。
そしてもう1つ質問なのですが、上流階級の中でも、中国系タイ人と、生粋のタイ人の間でまた異なる階層というものが存在するのでしょうか?というのは、タイであった私の友人グループ(上流階級に属すると言える)はみな華僑系で、生粋のタイ人(と呼んでもいいのでしょうか、肌の色の違い及び顔つきから判断)とみられる人はいなかったからです。
タイに興味がある反面、タイ人の友人たちに面と向かって聞くわけにもいかず、こうして書き込ませて頂いております。見当違いの質問でしたら、申し訳ない。ただ、ケイイチさんの考える範囲でお答え頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。
> apple さん
はじめまして。いつもバンコク留学生日記をご覧くださりありがとうございます。
ご質問の「タイ人男性は面倒くさがり屋か?」ということについてですが、これも階層別に分けて考えてみる必要があると思います。
一般に「ヒモのような男が多い」というのは娼婦とそれを取り巻く社会に多く見られる現象です。もともとタイの社会的に「娼婦と結婚するなど正気の沙汰ではない」と考えられているので、まともなタイ人は絶対に娼婦と結婚することはありません。日本人社会の中では娼婦と結婚することの方がむしろ多数派だと言えるのですが、こちらのほうが異常なだけなのです。
そこで、娼婦がどのような道を歩むかというと、①富裕層の愛人となって結婚しない、または②そんな自分でも受け入れてくれるものの所得の低い(バイクタクシー運転手のような)男性と結婚するのどちらかになります。この②に属する男性は基本的にキャリアを蓄積するタイプの労働をしていないので、食べていくのに十分な金さえあれば労働をする必要がないと考えています。その結果、娼婦のヒモのようになることが少なくありません。
また、一般的なタイ人について考えた場合、タイでは女性の社会進出が世界でも高いレベルにあり、男性の方の所得が少ないと言うことも少なくありません。さらに、高社会層に属する人々は「汗水を流して必死になって働く」ということをしないので、もしかしたらさぼっているように見えるかもしれませんが、しっかりとした何らかの収入源があるはずです。
また、見た目での社会階層は大して意味を持ちません。華人系のタイ人に裕福な人が多いのは事実ですが、「白ければ良い」というのはむしろファッションのトレンドのようなもので社会階層そのものを表すものではないと思います。また、真っ黒な人は貧しいことが多いですが、なかにはベンツを乗り回しているものもいます。むしろ、その人物が持ち合わせている品の良さや、服装の良さなどで判断されるのではないでしょうか。
タイを理解するためのキーワードは「人それぞれ」だと思います。つまり階層的に全く異なる性質を持っているタイ人を、「タイ人」という大きな枠でくくって物事を考えてしまうと、本質を見失う可能性があるということなのだと思います。
> apple さん
はじめまして。いつもバンコク留学生日記をご覧くださりありがとうございます。
ご質問の「タイ人男性は面倒くさがり屋か?」ということについてですが、これも階層別に分けて考えてみる必要があると思います。
一般に「ヒモのような男が多い」というのは娼婦とそれを取り巻く社会に多く見られる現象です。もともとタイの社会的に「娼婦と結婚するなど正気の沙汰ではない」と考えられているので、まともなタイ人は絶対に娼婦と結婚することはありません。日本人社会の中では娼婦と結婚することの方がむしろ多数派だと言えるのですが、こちらのほうが異常なだけなのです。
そこで、娼婦がどのような道を歩むかというと、①富裕層の愛人となって結婚しない、または②そんな自分でも受け入れてくれるものの所得の低い(バイクタクシー運転手のような)男性と結婚するのどちらかになります。この②に属する男性は基本的にキャリアを蓄積するタイプの労働をしていないので、食べていくのに十分な金さえあれば労働をする必要がないと考えています。その結果、娼婦のヒモのようになることが少なくありません。
また、一般的なタイ人について考えた場合、タイでは女性の社会進出が世界でも高いレベルにあり、男性の方の所得が少ないと言うことも少なくありません。さらに、高社会層に属する人々は「汗水を流して必死になって働く」ということをしないので、もしかしたらさぼっているように見えるかもしれませんが、しっかりとした何らかの収入源があるはずです。
また、見た目での社会階層は大して意味を持ちません。華人系のタイ人に裕福な人が多いのは事実ですが、「白ければ良い」というのはむしろファッションのトレンドのようなもので社会階層そのものを表すものではないと思います。また、真っ黒な人は貧しいことが多いですが、なかにはベンツを乗り回しているものもいます。むしろ、その人物が持ち合わせている品の良さや、服装の良さなどで判断されるのではないでしょうか。
タイを理解するためのキーワードは「人それぞれ」だと思います。つまり階層的に全く異なる性質を持っているタイ人を、「タイ人」という大きな枠でくくって物事を考えてしまうと、本質を見失う可能性があるということなのだと思います。
ケイイチさん
大変参考になりました。国においてダブル(もしくはもっと複数の)スタンダードが存在し、一くくりで論じることができないという意味で人それぞれなのだと理解しました。「タイは、タイは…」と総じて語る人は要注意ですね…
今後も楽しみに拝見させて頂きます。
丁寧なご回答、ありがとうございました。
ケイイチさん
大変参考になりました。国においてダブル(もしくはもっと複数の)スタンダードが存在し、一くくりで論じることができないという意味で人それぞれなのだと理解しました。「タイは、タイは…」と総じて語る人は要注意ですね…
今後も楽しみに拝見させて頂きます。
丁寧なご回答、ありがとうございました。