無題

夜、タニヤ通りにある日本料理店「おばんざいや」へ行って読者の日本人と会食した。ところが、ここの店主は本当に良くしゃべる方で、おかげで肝心な話がまったくできなくなってしまった。まさか食事をとりにきて、聞き上手なホステスたるを強要されるとはまったく思いも寄らなかった。普通、立場が逆だろう? もう二度と行かない。マジ切れ寸前。料金はひとり4,000バーツだった。

バンコクで本当に良い日本料理屋と巡り会うためには、莫大な「授業料」が必要になる。フリーペーパーの広告に頼っていても、どうせ広告掲載料を回収するためのカモにされるのがオチだ。これからは口コミ重視で店を選んでいきたい。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。