この日記、クラスメートも見てる?

けさ、目覚まし時計の設定を間違えたせいで1時間も寝坊してしまったためタクシーで予習しながら大学へ向った。そのとき、きょうの自由討論のテーマがインターネットであることを知って猛烈にイヤな予感がした。

昼休み直前、まさに自由討論を終えようとしていた瞬間にイヤな予感が的中した。

「このチュラロンコーン大学タイ語集中講座について、あなたはホームページでいろいろと書いていますよね?」

(そうさ、書いているとも! 書いていて何が悪いっ!?)そう思いながらも沈黙を決め込んでいたが、url を突きつけられて知らぬ存ぜぬでは通せなくなった。やむなく「確かにありますが、タイに関心がある日本人向けに書いているものです。あなた達のプライバシーを犯すような性質のものではありません」と反論した。そんなにイヤなら見なければいい。

帰宅後、このウェブサイトのアクセス状況を分析。チュラロンコーン大学からのアクセスが4件、ほかに外国語に翻訳しての閲覧が9件あった。

個人のプライバシーについて、自分では常識の範囲内に収まるよう十分に配慮しているつもりだが、客観的に本当に大丈夫かと問われるとあまり自信がない。

ABOUTこの記事をかいた人

バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。