「あさ起きて、髭をそらずにそのまま朝礼に参加すると上官に髭をライターで炙られる･･････けど、それは軍隊の古い慣わしのようなもんで、いまでは形式的にその真似事をされるだけだよ。昔は小学校すら出てないような徴集兵ばかりだからアリだったのかもしれないけど、イマドキの徴集兵はみんな大学ぐらい出ているからね。上官による理不尽な命令や体罰は、かえって部隊の士気を低下させるだけだし、しかも軍全体のイメージも損ないかねないからね」
プラディパット通りにあるタイ陸軍近衛第1師団砲兵第1大隊の司令部で、きのう友人からこのような話を聞いた。たしかに、徴集兵が志願して入隊していたら、自分以上の階級（少尉の階級にある士官, 大卒者以上）で任官できるような部下たちを指揮する立場にある下士官たち（曹長以下の階級にある下士官, 高専卒以下）は、いろいろと気苦労が絶えないかもしれない。太平洋戦争のときには通用していた「兵卒は何も考えずに上官の命令に従っていればいいんだ」という理屈は、高学歴時代の軍隊組織ではなかなか通用しないので、現場の指揮官たちも『あたらしい市民文化』と『古い軍隊文化』に板ばさみにされて苦しんでいるようだ。
ソース： 教育省教育委員会事務局 |
スクンウィット13街路にある住まい Sukhumvit Suite 17階の自室で、きのう撮影した写真を整理していたところ、司令部に掲げられていた部隊章と階級章に関連する資料を見つけた。タイの陸軍と国家警察の階級章は、基本的な配置では共通しているが、星や冠のかたちが若干異なる。タイ国家警察の階級章はつぎのとおり。
| 階級章 | 日本語階級名 | タイ語階級名 | 略号 | 公務員等級 | 参考職名 |
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警察大将 | พลตำรวจเอก | พล.ต.อ. | 第11級文官 | 管区司令 |
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警察中将 | พลตำรวจโท | พล.ต.ท. | 管区副司令 | |
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警察少将 | พลตำรวจตรี | พล.ต.ต. | 第10級文官 | 県警察司令 |
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警察大佐 | พันตำรวจเอก | พ.ต.อ. | 第8～9級文官 | 警察署長 |
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警察中佐 | พันตำรวจโท | พ.ต.ท. | 第7級文官 | 警察副署長 |
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警察少佐 | พันตำรวจตรี | พ.ต.ต. | 第6級文官 | 課長 |
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警察大尉 | ร้อยตำรวจเอก | ร.ต.อ. | 第5級文官 | 係長 |
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警察中尉 | ร้อยตำรวจโท | ร.ต.ท. | 第4級文官 | |
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警察少尉 | ร้อยตำรวจตรี | ร.ต.ต. | 第3級文官 | |
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巡査部長 | ดาบตำรวจ | ด.ต. | 主任 | |
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巡査長 | จ่าสิบตำรวจ | จ.ส.ต. | 第2級文官 | |
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一等巡査 | สิบตำรวจเอก | ส.ต.อ. | 第1級文官 | 巡査 |
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二等巡査 | สิบตำรวจโท | ส.ต.ท. | ||
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三等巡査 | สิบตำรวจตรี | ส.ต.ต. | ||
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四等巡査 | พลตำรวจ | พลฯ |
けさ、体温計で計ってみたところ38.5℃の発熱があったため、友人にいろいろと処置をしてもらった。夕方まで自室でゴロゴロしてから、日没後に高架電車サヤーム駅の前にある日本料理屋「大戸屋サヤームパラゴン店」へ行って別の友人と夕食をとり、その足でスィーロム通りの珈琲屋へ向かった。
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