つぎはパヤオ!

クルマを運転してチアングマイ市内にあるメーサー滝へ行ったが、雨季のせいで水が濁っていたため滝泳ぎを諦めてタイ国道1号線でパヤオへ向かった。

タイの幹線道路は日本と比較しても遜色ないほど整備が行き届いている。メーオ族(少数山岳民族)の集落を通りかかったときには集落より道路のほうが豪華に見えた。

パヤオ市中心部にあるグワーンパヤオ湖の畔を散策して、観光客向けのタイ料理屋でアメリカ風炒飯(選択肢がタイ料理しかないときにイヤイヤ注文するメニュー)を食べてからチアングマイへ引き返した。

ところがチアングマイ方面への分岐を通り過ぎて、気づいたときにはタイ国道1号を100km余計に南下していた。そのまま峠道を南下して右折すると当初の予定にはなかった市街地へ迷い込んだ。道路の脇には花馬車が駐まっていた。

「花馬車はランパーングの名物でここにしかないんだよ」とエーンが話していた。怪我の功名。これも道に迷ったおかげだ。ランパーング市街から出て国道1号をさらに南下し、そこから国道120号(北宮殿パヤオ線)で北上するとチアングマイへたどり着いた。

国道1号線では途中数十キロに渡って大規模な舗装工事が行われていたため砂利道をゆっくりと走らざるを得なかった。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。