メーオの休暇

きょうの授業では新聞記事「メーオの休暇、誕生祝いに香港へ飛ぶ」ほか3つを読んだ。

メーオはタイ語で猫の意味だけど、平声ではなく高声で発音するとタイ首相のタックスィン・チンナワット警察中佐のニックネームになる。タイ人は職場でもニックネームで呼び合うとは聞いていたが、高級紙でも首相がニックネームで呼ばれているのを知って驚いた。

タイ人の姓名は[名・姓]の順だけど、日本や欧米風の感覚では「チンナワット首相」となるべきところ、タイでは名ではなく姓が省略されるため「タックスィン首相」となる。現役首相の階級名が「警察中佐」であることについては、タイ人は退役しても違法行為などで剥奪されないかぎり軍や警察の階級名を生涯名乗り続けるとの説明があった。

タイ語に受動態はないと教わっていたが、新聞記事にはたくさん使われていることも初めて知った。

きょうヂュラーロンゴーン大学文学部主催集中タイ語講座中級2の進級試験結果が発表された。150満点中109.86点(正答率73.24%)で、内訳はテスト71.01点、授業38.85点だった。正答率が毎回のように下がっているけれど、上級3を終えるまでに一度でも60%を下回れば、その時点で放校されて発展途上国在住日本人失業者の身分が確定する。

ABOUTこの記事をかいた人

バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。