大使館に提出する在留届とテレコムアジアの配線工事

朝、アソークモントリー通りにある日本大使館の領事部へ行って、在留届を提出した。あやしい日本語が飛び交っている、とても不思議な空間だった。

領事部に期待できることは、せいぜい自分が殺されたあとにおこなわれる「邦人援護」ぐらいだと思っていたが、公文書の発行業務については国民の要請に応じて適切に対応してくれているようだ。

午後2時、ペッブリー18街路にある Venezia Residence 6階の自室で、テレコムアジアの電話線を室内へ引き込む工事がおこなわれた。

これまで、自室のパソコンからインターネットへ接続するときには、部屋に敷設されている構内回線を経由してアパートの電話交換機に接続し、そこから外線に発信することでアクセスポイントに接続していた。しかし、アパートの管理会社へ支払う利用料金が1回の発信につき5バーツと公衆回線の3バーツに対して割高だったうえ、もし話中のため接続に失敗しても1回分として課金され、さらに接続できたとしても20分おきに自動的に切断されるというクソ仕様だったため、出費が膨らみ続けていた。しかも構内の電話交換機に不具合があるようで、音声にノイズが混ざっているせいか、通信速度は30kbpsも出れば良いほうだった。

そのような事情から、パソコンと電話会社の公衆回線をダイレクトに繋げるようにするため、アパートの管理会社の了解をもらってからテレコムアジアの顧客窓口へ行き、電話線を部屋まで敷設する工事を依頼していた。

テレコムアジアの電話線をアパートの自室に引き込むことにした

2001.11.20

きょうから、アパート構内にある電話回線や交換機を経由させず、部屋から公衆回線へ直接接続できるようになったため、1回の通話につき3バーツの利用料金を電話会社に支払うだけで、時間を気にすることなくインターネットを使い続けることができるようになった。通信速度も従来の30Kbpsに対して50Kbpsまで改善した。

その後、ラーチャダムリ通りにある Big-C へ出かけてアップルと合流し、1,000バーツでクリスマスツリーや大量の飾りを購入した。もしこの価格で、日本でもクリスマスツリーやその関連のグッズが売っていたら、すべての家庭に普及するかもしれない。

ABOUTこの記事をかいた人

バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。