レンタカーのフロントガラスが大破寸前になる

昼前、タイ・ラオス友好橋の手前にある旅行代理店へ行ってウィアングヂャンのタイ大使館領事部でビザを取る方法について聞いてみたところ、ビザの申請は午前中しか受け付けてもらえないことを知った。せっかくクルマがあるのでノーンカーイの東約200キロの田舎町サゴンナコーンへ行ってみることになった。

昼すぎ、ウドーンターニーに立ち寄って、市内唯一のショッピングセンターRobinsonにあるKFCでハンバーガーを食べた。

日没前、フロントガラスに飛び石が当たってヒビが入った。ヒビは時間の経過とともにどんどん大きくなって、このままではフロントガラスが割れて落ちてしまう可能性があったため、サゴンナコーンの手前およそ10キロ地点の道路沿いにある貧しい村でクルマを駐めて、村の入口にある商店でセロテープとハサミを貸してほしいと頼み込んだ。

「タイ人同士は助け合い。特にイーサーン人は親切だ。それは相手が外国人でも同じことだ」

そう言って商店主がセロテープでフロントガラスを補強してくれた。

せっかく補強してもらったけれど、フロントガラスのヒビ割れがかなり深刻だったためウドーンターニーへと引き返した。

ウドーンターニー空港にあるレンタカー会社Budgetでフロントガラスが割れたクルマを返却して代車に乗り換えた。Robinsonのとなりにあるホテル「ヂャルーンシーグランドロイヤル」でうどんを食べてノーンカーイへ向かった。

フロントガラスの修理費用は約8,000バーツだったけれど、保険に入っていたため免責分の5,000バーツだけで済んだ。

ABOUTこの記事をかいた人

バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。