バンコク留学生日記のデザインを変更しました

せっかくバンコクにいるというのに、日本にいてもできる作業のために貴重な時間を浪費してしまった。日記の日付が抜け落ちている15日からきょう17日にかけての3日間、ずっとホームページを更新する作業をしていた。

15日、タニヤプラザにあるレンタル屋の日泰ビデオへ行って、NHK の報道特集番組が録画されているビデオを借りてきた。店内の掲示物には、「本国の著作権協会と著作権料の交渉をおこなった結果、値上げに踏み切らざるを得なくなりました」と書いてあった。この店で貸し出されているビデオカセットは誰がどう見ても海賊版のようにしか見えないし、番組の制作会社が第三者に対してレンタル権を認めるはずがないコンテンツも貸し出されているため、掲示物に書いてある説明の真偽については甚だ疑わしいと思っているが、少なくとも日泰ビデオ側は料金を著作権料を権利者に支払っていると主張している。

ところで、この部屋に住んでいるエーンは、両親からの経済的な援助がなく、仕事もしていないにもかかわらず、なぜか不思議なことに家計を維持できている。アップルとシェーンのふたりも、この部屋へ遊びに来るたびに大量の手土産を持ってきてくれている。そこで、タイ人の大学生にどれぐらいの経済力があるのかアップルに尋ねてみたところ、アップルは別居している父親から定期的な仕送りをもらっているため、1週間に1,400バーツは使えるという。毎月の小遣いが6,000バーツ(15,000円)もあれば、実家で両親と生活をしている一般的な日本人の大学生と十分に渡り合っていくことができる。しかもタイは日本より物価が安いから、これだけの小遣いがあれば、きっといろいろものが買えるはずだ。

――ホームページのデザインを変更しました。

ABOUTこの記事をかいた人

バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。