パソコンのためだけに費やした1週間

「コーンピウター、タムハイポムスィアウェーラー、ルーイマイディー」
(パソコンは私に時間を浪費させるから良くない)

前回の日記をアップデートした17日以降、ホームページに併設している掲示板の表示をタイ語化するために3日間、さらに同じアパートに住んでいる日本人留学生のパソコンを組み立てる作業に2日間を費やした。タイ語的に正しいかどうか分からないが、エーンにそう言ってぼやいてみたところ、なんとか通じたようだ。

きのう21日、同じアパートに住んでいる日本人留学生と、アパートから800mのところにあるタイの電脳街「パンティッププラザ」へ行って、パソコン組立用のパーツ類とモニターを購入した。タイの店頭で表示されている価格は、すべて日本の消費税にあたる付加価値税の7%を加算したあとの税込価格だが、どのパーツも日本の税抜価格と大差なく、同じ税抜価格で比較すればタイのほうが安かった。

ペッブリー18街路にある住まい Venezia Residence 6階の自室へ戻ってきてから、きょうの午前4時まで作業を続けたが、それでもパソコンの組立は終わらなかった。

きょうは、昼過ぎまでゆっくり睡眠をとるつもりだったが、正午にアップルが友人を連れて部屋の前までやってきた。心の底からアパートの警備員を恨んだ。ここまで来られてしまったら、追い返すわけにも、居留守を使うわけにもいかない。警備員はとても陽気で親切だけど、住人の了解を得ないまま来客をアパートのなかへ入れてしまうぐらいなら、むしろ警備員を廃止して、今あるオートロックドアだけにしてくれたほうがよほど役に立つ。

その後、ふたたびパンティッププラザへ行き、 Windows XP の日本語版を130バーツで購入して、ようやく友人のパソコンは完成した。

ABOUTこの記事をかいた人

バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。