2台目の携帯電話 SIEMENS C35 を購入した

タイで販売されている携帯電話の本体は、日本よりとても割高なのに、性能面では著しく劣っている。そのため、タイに来た直後の先月9日、マーブンクローングセンターへ行って、店に並んでいる物の中では最も安い、日本にいれば1円でも買わないような携帯電話を3,500バーツで購入したが、友人たちの携帯電話を毎日のように眺めていたところ、それなりに見栄えがする携帯電話に機種変更したくなった。

ペッブリー18街路にある住まい Venezia Residence 6階の自室に、アップルとシェーンのふたりが遊びに来た。最近買ったばかりというアップルの携帯電話を見せてもらっているうちに、次第に物欲が抑えきれなくなってきた。おとといバンコク銀行の本店へ行って留学資金を預け入れたときに口座の残高を確認してみたところ、今月の収支が黒字になっていることが分かったことも、財布のひもが緩む理由のひとつとなった。

20011229-2アップルとシェーンのふたりが帰宅した午後5時すぎ、編入手続をするためにラームカムヘーング大学へ出かけていたエーンとマーブンクローングセンターで落ち合い、4階の携帯電話売場へ行って、アップルが持っていたものと同じ型式の携帯電話、シーメンス C35 を探した。さんざん粘って価格交渉をしてみたところ、アップルが購入した価格より200バーツ安い6,000バーツで購入できた。

タイの携帯電話は、コンビニなどで事前にプリペイドカードを購入して使用する前払方式と、携帯電話会社の窓口へ行って月々の利用料金を支払う後払方式の2種類から選択できるが、留学生のように労働許可証が与えられていない外国人は後払方式を選択することができない。しかし、後払方式でしか使えないインターネットからショートメッセージが送れるサービスが使いたかったので、無理を言ってエーンに名義を貸してもらった。

その後、いったんエーンとは別れて、バンコクに滞在している高校時代の友人とスクンウィット19街路にあるグランドパシフィックホテルの日本料理店「吉左右」へ出かけた。寿司から鍋焼きうどんまで、さまざまな本格日本料理が食べ放題で、料金はひとり399バーツだった。安さはもとより、味のほうも日本と同じレベルでとても満足した。

食後、ンガームドゥープリー街路にあるマレーシアホテルへ行って、2時間200バーツのタイマッサージを受けてみた。テレビを見ながら施術するというマッサージ師のヤル気のなさはいただけなかったが、それでもきちんと疲れは取れた。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。