中古車屋 (LA留学生日記より)

友人によると、世界的には中古車が安い日本のほうが珍しいという。日本における中古車価格が低く抑えられているのは、新車の買い換えが多く、それだけ中古車市場に出回るクルマも多いのがその背景にある。しかしアメリカには「10年で廃車」とか「10万キロで廃車」などの不可解なルールがなく中古車市場に出回るクルマの台数も少ないため、中古車市場における取引価格は必然的に高くなる。だからみんな中古車屋ではなく個人売買などで安く手に入れているらしい。

きょうは午後の授業を休んで、タイ人3人と実際にアメリカの中古車屋へ行ってみた。

96年式 Honda Civic 65,000マイルが7,000ドルだった。

個人売買の市場価格より16%も割高だった。やはりアメリカにおける中古車の最適調達手段は個人売買かもしれない。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。