パリスホテルのディナービュッフェ (LA留学生日記より)

せっかくの夏休みを無為に過ごさないため日本人3人でラスベガスへ出かけた。台湾人の友人も誘ってみたけれど、ヨセミテ国立公園への旅行をホストファミリーと計画していたため日程が合わなかった。

ロサンゼルス郡南パサデナ市にある友人のホームステイ先を午後3時に出発して、途中インターステート10号線の帰宅ラッシュに巻き込まれたり、バーストウ市にあるアウトレットモールに寄り道したため、ラスベガスに到着したのは午後9時だった。アウトレットモールの滞在時間を差し引くと5時間かかった計算になる。

ラスベガスのストリップ地区にあるホテルは、アラジンホテルならアラビア風の建物、ラクソー(ルクソール)ホテルならピラミッド型の建物といった具合で、何らかのコンセプトが設けられている。

夜、パリスホテルで夕食をとった。その名のとおりパリをテーマとしたホテルで、エッフェル塔や凱旋門の巨大なレプリカのほか、壮麗なフランスの宮殿を高層タワー化した客室棟がある。ディナービュッフェの料金は21.95ドルで、ストリップ地区でもほかのホテルへ行けば15ドル前後で食べられることを考えれば割高感があるけれど、ビュッフェで「高級アイテム」とされているカニやカキもあったから案外妥当かもしれない。

こんな料理ばかり食べていたらゼッタイに太ってしまう。それがラスベガス旅行唯一の欠点だ。

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バンコク留学生日記の筆者。タイ国立チュラロンコーン大学文学部のタイ語集中講座、インテンシブタイ・プログラムを修了(2003年)。同大学の大学院で東南アジア学を専攻。文学修士(2006年)。現在は機械メーカーで労働組合の執行委員長を務めるかたわら、海外拠点向けの輸出貿易を担当。